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県立勿来自然公園の遊歩道 トレッキングコースに

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福島民報

 いわき市の県立勿来自然公園内にある遊歩道をトレッキングコースとして整備し、地域の新たな魅力発信と健康づくりにつなげる取り組みが始動した。地元の有志や専門家が連携してコースを作り、来年二月ごろに記念トレイルイベントの開催を目指す。  遊歩道は昭和五十年代に整備された。年々、利用者が減り、現在は倒木や草木が生い茂っている。公園内の交流スペース勿来(なっくる)を起点にしたコースは起伏に富んでおり、ゴール地点からは太平洋を一望できる。  NPO法人勿来まちづくりネットワークや地域団体、被災地でのイベントボランティアなどに取り組む筑波大や芝浦工大の学生などが、「勿来の関トレイル実行委員会」を発足させた。来年二月ごろまでに全三コースを整備する予定で、マップ作成にも力を入れる。  コース上にある倒木や立ち枯れた樹木を使用した彫刻アートの作成、津波など自然災害が起きた際の避難経路としての活用なども検討している。今後、地元の学生らの協力も得て整備を本格化させ、県境を越えた交流を視野に新たな観光名所として育てていく。

 県山岳連盟の平子吉政会長は「遊歩道のコース沿いで、豊富な種類の植物を観察できるのも魅力だ」と説明する。舘敬実行委員長は「最近は健康づくりの一環でトレッキングに取り組む人も多い。市民の健康づくりや、地域活性化につなげていきたい」と意欲を見せている。

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