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台風の影響で秋に桜咲く 塩害で季節外れの開花か

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ウェザーニュース

この週末、九州では桜が咲いている様子が確認されました。26日(土)に長崎県西海市ではソメイヨシノが3輪ほどしっかり咲いている様子が撮影されています。 ソメイヨシノ以外にも、春に咲く桜が開花しており、これには台風10号が影響していると見られます。

桜の葉に塩害が見られる

ウェザーニュースが昨日26日(土)、九州の会員向けに行った調査では、桜の葉が枯れているとの報告が多数届きました。 ソメイヨシノの葉は秋になると濃いオレンジ色から赤色に染まりますが、届いた写真では、葉の先端部分から枯れている様子がはっきりとわかります。

葉が落ちることが季節外れの開花につながる

春に咲く桜は本来、桜の花芽は通常7~8月に作られます。この時期は気温も高いので花芽は咲いてもいいのですが、咲くことができません。それは花芽の付け根についている葉から、植物ホルモンであるアブシシン酸が花芽に送り込まれていて、動き出すのを止めていると言われています。(日本花の会樹木医 和田博幸さん) しかし、台風10号の通過時に九州では暴風が吹き荒れ、最大瞬間風速は長崎県長崎市・野母崎で59.4m/s、佐賀県佐賀市で41.2m/sを観測しました。この暴風と塩害で葉が落ちたことで、花芽を止めていたアブシシン酸が送り込まれなくなってしまいました。九州では昨日も各地で25℃を超えるなど、気温の高い日が続いたため、季節外れの開花につながったと見られます。

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