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京都・奈良の夏酒で「日本酒ハイボール」を飲み比べ!

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TOKYO HEADLINE WEB

 新型コロナウイルス感染拡大により観光地の多くが大きな打撃を受けているなか、観光業の落ち込みにともなう売り上げ減に立ち向かうべく、京都と奈良の人気酒蔵10社が集まり「奈良の夏冷酒」「京都の夏冷酒」の飲み比べセットを全国に向けネットで販売。合わせて、新たな需要を取り込むため「日本酒ハイボール」などの“割って飲む”スタイルも提案している。  飲み比べセットを企画したのは、奈良市の酒類専用卸・株式会社泉屋。2014年から地域ブランド酒のプロデュースに取り組んできた同社は、これまで飲み比べセットを主に地元で販売。同社代表取締役の今西栄策氏いわく、新型コロナウイルスの影響により「巣ごもり消費で家庭用の需要がのびた一方、来県者が激減したため業務用の売り上げは前年の2割前後まで落ち込んでいる」。その打開策として、今年から大きく全国販売を開始。「奈良の夏冷酒」と「京都の夏冷酒」のブランドで、それぞれ5社の純米系をセット販売している。傾向として、奈良の酒は風味が豊かで味の濃い料理にも合い、京都の酒は京料理を引き立てるようなスッキリした味わいの酒が多いというが、こういった飲み比べセットであれば、それぞれの酒蔵の特徴もより深く知ることができる。

 さらにレシピを添えて“日本酒を割って飲む”スタイルも提案。今西氏は「日本酒のクオリティーは向上しているのに、売り上げは下がっている。それは飲み方の提案が少ないからということも要因としてあるのではないか。ウイスキーや焼酎なら、お湯割りや水割り、ロックなどいろいろあるが、日本酒は冷か燗かくらい。日本酒にも新たな飲み方を提案し、もっと親しんでもらうきっかけになれば」。とくに、若い世代が継ぐ酒蔵では、気軽に日本酒を楽しんでほしいという思いも強いといい、参加酒蔵10社もこの企画に賛同しているとのこと。  今回、紹介されているレシピは、日本酒45ml、りんご酢3~5滴、トニックウォーター90mlで作る「まろやか祇園ハイボール」と、日本酒45ml、ライムシロップ5ml、ジンジャーエール90mlで作る「きりりと飛鳥ハイボール」。ともにアルコールは6%程度。  実際に作ってみると「まろやか祇園ハイボール」のほうはリンゴ酢のフルーティーなさわやかさが夏にピッタリ。口当たりもまろやかで、日本酒を飲みなれていない人でも、ついすすんでしまいそうな飲みやすさ。「きりりと飛鳥ハイボール」のほうは、しっかりした味わいの奈良の酒を楽しみつつ、ほのかなライムの風味がさわやかで、スッキリとした後味。これなら洋風のおつまみにも合わせやすく、日本酒を選ぶ場面も増えそう。  酒それぞれにまったく異なる味わいを楽しむことができるのも日本酒の魅力。その酒本来の味を知ったうえで、そのままはもちろん、フルーティーさを生かした割り方、うま味を生かした割り方などアレンジしてもよさそうだ。

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