『蒼穹のファフナーTHE BEYOND』新作公開 開始直後から観客の身が持たない…
開始早々、胃がつらい…『ファフナー』最新作公開
2020年11月13日(金)、アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズ最新作・OVA『蒼穹のファフナーTHE BEYOND』第7話「帰らぬ人となりて」、第8話「遺されしを伝え」、第9話「第二次L計画」の劇場先行上映がスタートしました。第4~6話の公開は2019年11月8日。1年の時を経ての、新作公開となりました。 【画像】胃薬が欲しいほどトラウマ展開が続く『ファフナー』の歴史 第6話は、重要人物にまつわる悲劇的な展開で幕を下ろしました。劇場ではすすり泣く声で退場する観客が、まるで葬儀の列のような状況に。第7話でその後がどのように描かれるのか、ファンにとっては楽しみ半分、恐怖半分。そして公開日を迎え、ファンの期待は良くも悪くも「裏切られない」ものとなりました。 上映開始間もなく、胃がヒュッとしめつけられるようなシーンが展開。場内のあちこちから早々に鼻をすする音が聞かれました。 3話同時上映のため、第7話の終了後、数秒暗転する時間が。多くの観客が一斉に涙を拭き鼻をすすりあげるという、「蒼穹のファフナー」シリーズならではの光景となりました。1話の重みが序盤の比ではなく、「このまま物語が進んだら、観客の身が持たないのでは?」という不安も……。第7話を視聴しただけでかなりの精神力が削られます。「途中で休ませてほしい」と思ったのは、きっと筆者だけではないでしょう。 そして、サブタイトルを見てファンが戦慄した、第9話「第二次L計画」。「第一次L計画」は初代のTVシリーズ放送終了後、TVスペシャルとして放送された『蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT』で詳細が描かれています。つかの間の平和を得るために起こった惨劇が再び繰り返されるのか……。上映後、退場する観客の多くが涙ぐみながらも、第6話終了時よりは前向きであったとお伝えします。「子総士」こと本作の主人公・皆城総士の成長とともに、「蒼穹のファフナー」シリーズのファンは、3話ごとの上映に鍛えられつつあるのかもしれません。 14日(土)には、皆城総士役・喜安浩平さん、真壁一騎役・石井真さん、日野美羽役・諸星すみれさん、主題歌アーティスト・angelaさんの舞台挨拶が予定されています。