イギリスの大学で月経カップを無料配布。留学中の大学生が初めて使ってメリットとデメリットを考えた
利点: 1. 環境に優しい点は捨てがたい。 2. 余計な水分を吸い取らないので、膣内が疲弊しない。 3. 生理痛が若干軽くなった(気がする)。 4. 挿入に慣れてしまえば、全く違和感が無い。 5. 長時間つけていられるので、外出先の交換の心配がない。寝ている間も心配ない。 6. ナプキン使用時のようなかぶれ、蒸れ、臭いの心配がない。 7. タンポン使用時の紐の濡れによる不快感がない。 8. 外出先で交換しなくて良いので荷物が少なくなる。 難点: 1. 煮沸など、衛生面で少し面倒。(煮沸は生理始めと終わりのみでよく、生理中は石鹸などで洗えば足りる。交換の回数も少ないので、宿泊しない限り外出先で洗う必要もない。ただ、使い捨てよりはやはり手間は増える)。 2. 慣れるまで少し時間がかかる。練習が必要。 3. 取り出し時に指をしっかり膣内まで入れなければいけない。私はこの点があまり好きではなかった。(少しですが、手も汚れてしまいます。) 4. 取り出し時、経血が漏れないように膨らんだまま(カップ型のまま)にしなければいけないので、挿入時よりも開いた状態で取り出すため、これを繰り返すと膣口の過労感がある。(このため2日目の途中、私は一度ナプキンに変えました。) 5. コスト。私はたまたまタダで手に入れる事ができたけれども、そうでなかったらおそらく試していなかった。確かにパッドやタンポンの総額はカップよりも高いかもしれないけれど、自分に合うかどうかわからないものに約6000円使う勇気はない。 私の結論としては、月経カップのみの使用は難しいけれど、他の生理用品との併用はしていきたいと思いました。運動時や、外出時は交換しなくて良い月経カップは理想的でした。しかし、お家でリラックスする時は、ナプキンの方が負担は少なかったです(膣口の疲れ)。併用によって少しでもゴミを減らすことができたらと思います。 女性の体は一人一人違います。同じ月経カップでも、私とは全く違う体験・意見をもってらっしゃる方もたくさんいると思います。でも一人一人違うからこそ、選択肢が増えるのはとても良いことだと思います。 月経カップ、きっと思っているよりも怖くないです。 もし興味をもってらっしゃる方がいたら是非試してみてください。
あんな