イギリスの大学で月経カップを無料配布。留学中の大学生が初めて使ってメリットとデメリットを考えた
最初のトライは失敗。しっかりと中まで入る前に手を離してしまい、未挿入の状態でカップが膨らんでしまったのです。本来の挿入場所ではない膣口でカップが膨らんでしまい、痛みました。 けれども2回目のトライではすんなり成功。1回目の教訓を得て、しっかりと膣内に入ったのを確認してから手を離したところ、すんなり中に入れることができました。後は手を離し、膣内でちゃんとカップが開いたかが確認できればOKです。 挿入してから5分ほどは、確かに違和感がありました。中に何かがある感じ。けれども時間が経つにつれてカップが馴染んできて、すぐに何も感じなくなりました。本当に、あの大きさのカップが入っているとは思えないほど、なんの違和感もありません。 月経カップは、他の生理用品よりも運動にも適しているそうなので、試しに1時間のボクササイズに行ってみたのですが、その間もまるで何もつけていないようでした。ボクササイズ後下着を確認してみたところ、漏れもありません。 もしかして最高なアイテムを手に入れたのではないか!?とルンルン帰路についたのは良かったものの、今度はカップを取り出す作業が待っていました。 これは私の個人的な推測ですが、周りの女性の話を聞いていると、月経カップで挫折する人はこの「取り出し」の段階でつまずく人が大多数。 実際に私も「取り出し」が大変でした。トイレの便座に座り、いざ取り出してみようとすると、あれ、引っ張っても出てこない。というのも、月経カップは挿入に成功すると膣内が真空状態になります。なので、しっかり指を中に入れて、真空状態を解消しないとカップを取り出すことができないのです。
5分ほどトイレで格闘した後、シュポっと音を立ててカップが出てきました。中には赤黒い経血が。無事取り出しに成功しました。 経血が溜まった状態を見るのは人生で初めての事で、なんだか新鮮。 その後数日間、月経カップを使い続け、私は晴れて初めての月経カップ使用体験を終了しました。その結果、月経カップに点数をつけるならば、80点といったところでしょうか。