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大山悠輔はどうなる? 新井貴浩、金本知憲…直近で打撃タイトルを獲得した阪神四番は誰?

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週刊ベースボールONLINE

 阪神は毎年のように得点力不足に悩んでいるが、その原因の一つは頼れる四番打者がいないことだ。昨年はジェフリー・マルテと大山悠輔が四番を担ったが、他球団の四番と比べると今一つ物足りない成績で、両者ともに打撃タイトル争いに加わることさえできなかった。では、直近で打撃タイトルを獲得した阪神の四番は誰だったのか覚えているだろうか? 今回は「打撃タイトルを獲得した阪神の四番」を振り返る。 岡田彰布コラム「阪神の大山は与えられた四番。がむしゃらに打ちにいくべきよ」

「阪神の四番」によるタイトル獲得は2014年以降なし

 阪神の四番打者による打撃タイトル獲得は、2014年までさかのぼる。この年に助っ人として加入したマウロ・ゴメスが、初年度からいきなり109打点を稼ぎ、最多打点のタイトルを獲得した。この活躍により、ゴメスは相手チームからのマークがきつくなり、その後は2年連続で思うような成績が残せずに退団した。  2013年にはマット・マートンが最多安打のタイトルに輝いた。この年は四番を打っていた新井良太が離脱したため、打撃好調のマートンが新四番に就任。リーグ最多の178安打でタイトルを獲得し、本塁打もキャリアハイの19本を記録している。  助っ人四番によるタイトル獲得が目立つが、日本人選手によるタイトル獲得は2011年が直近。広島からFA移籍して4年目の新井貴浩が、自身初の「最多打点」のタイトルを獲得している。この年は打撃だけでなく併殺打と失策の数も目立ち、どちらもリーグトップだった。  新井以前となると、2004年の金本知憲による最多打点までさかのぼらないといけなくなる。2003年にFAで阪神に加入した金本は、阪神2年目から四番を任され、打率、打点、本塁打でそれまでの自己最高を記録。打点はリーグトップで念願のタイトル獲得となった。

生え抜きとなるとさらに厳しく……

 2000年以降の阪神四番でタイトルを獲得したのはゴメス、マートン、新井、金本の4人。ゴメスとマートンは助っ人外国人で、新井と金本は広島からFAで加入した選手だ。では「生え抜き選手」ではどうなのだろうか? 実は1984年に掛布雅之が最多本塁打のタイトルを獲得して以降、生え抜きの四番は誰も打撃タイトルを獲得できていないのだ。  そもそも阪神は助っ人外国人や他球団から獲得した選手を四番に据えることが多く、生え抜きの四番は少ない。また、四番に起用された生え抜き選手が期待されたほどの結果を残せていないこともある。例えば1997年には桧山進次郎(打率.227、23本塁打、82打点)、2000年には新庄剛志(打率.278、28本塁打、85打点)が主に四番を務めたが、タイトルに届く成績は残せなかった。

 それだけに、現在阪神の四番を務める大山には大きな期待がかかる。今シーズンは7月5日から四番を任され、41試合終了時点で打率.262、9本塁打、23打点と昨シーズンを上回るペース。まだいずれもリーグトップとは差があるものの、今後の成績次第ではタイトル獲得も夢ではない。  チーム得点は168と下から2番目に甘んじている阪神。大山がタイトル争いに加わるほどの打棒を発揮すれば、チーム全体の攻撃力も上がるはずだ。ぜひ36年ぶりの「生え抜き四番のタイトル獲得」を目指し、奮起してもらいたい。 文=中田ボンベ@dcp 写真=BBM

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