【デイリー杯2歳S】レコード連勝レッドベルオーブ! マイルGI勝ちは約束されたも同然?
2着以下の評価
2着ホウオウアマゾンはレースの形としてはほぼ完璧。好発から先頭へ、他馬が途中でハナを奪っても問題なく2番手で控え、最後はレッドベルオーブにしぶとく食い下がった。 前走の野路菊Sはスローペースを逃げ切り。これまでは内容的に地味だったが、今回でその評価も大きく変わるだろう。負けはしたものの勝ち馬と同タイム。先述の走破タイム上位馬を思えば、この馬がGI制覇しても何ら不思議ない。 スーパーホープは中団から。直線入り口ではやや前と離れたものの、しぶとく差を詰めて3着。一度も上位を脅かすような場面には至らず、現状では力差を感じた。ただ、未勝利を脱するのに4戦を要した馬にしては、休養後の前走と今回はいい走り。今後の成長次第で面白い存在になりそうだ。 離れた3番人気だったカイザーノヴァは5着止まり。洋芝の札幌でオープン勝ちしてきた馬で、父もロベルト系種牡馬のモーリス。速すぎる馬場でスピード負けした、と評したい。今後の路線は読めないが、標準的に時計のかかるコンディションであれば一気の巻き返しがあっても驚けない。馬券に活かすという点ではこの馬を覚えておきたい。
SPAIA編集部 鈴木佑也