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【横浜C】連敗止めた!出番なくてもベンチから“カズの力”…三浦知良J1最年長出場記録更新はお預け

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スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第16節 横浜C3―2名古屋(13日・ニッパツ三ツ沢球技場) 【写真】ハーフタイムにアップする横浜C・三浦  横浜CのFW三浦知良(53)が名古屋戦で今季初めてリーグ戦でメンバー入りしたが、出番なし。2007年12月1日の浦和戦以来、4670日ぶりのJ1リーグ戦出場と、FW中山雅史(45歳2か月1日)のJ1最年長出場記録更新はお預けとなったが、チームは3―2で逆転勝利して連敗を3で止めた。  カズの神通力が届いた。2―2で迎えた後半33分。3連敗を止める決勝弾を決めたFW瀬沼は、真っ先にベンチへ駆けた。「出番がない時もカズさんが常にポジティブな言葉をかけてくれた。『心は熱く、プレーは冷静に』。試合前にもらった言葉を心がけていた」。自主トレや旅行をともにする“弟分”は、ビブス姿でアップしていたキングと抱擁を交わし、ベンチ前に歓喜の輪が広がった。  8月に2試合先発出場したルヴァン杯で出色のプレーを披露したカズだが、リーグは16戦目で初めてメンバー入りした。選手としての本音は「先発で出たいし、点も取りたい」。だが、出番が来ない。チーム内の紅白戦にも入れない。それでも腐らない。コロナ禍の影響で続く非公開練習でも常に先頭を走り、ケアを怠らない。MF中村俊輔(42)は「パス一つ緩んでも見抜かれる。全く気が抜けない」と言えば、MF松井大輔(39)も「カズさんがやるから、自分たちがやらないわけにはいかない」。昨季J2の2位で昇格したクラブの健闘を支えている。  真摯(しんし)な姿勢はサッカーの神様にも愛される。出場したリーグ戦は18年4月1日・金沢戦(0●4)を最後に11試合負けなし(9勝2分け)。J1の今季、出場したルヴァン杯は1勝1分け。この日はボール支配率や試合内容などで圧倒されたが、下平隆宏監督(48)は「カズさんがいることで、アップや円陣の雰囲気が明らかに違った」と言うように、2点目の起点となったDF田代にハーフタイムに声かけするなどピッチ外で存在感を示した。  逃げ切る展開となり、4670日ぶりのJ1リーグ戦のピッチ、最年長出場記録更新はお預けとなったが、最後まで声をからし、グータッチでねぎらい、指揮官と抱き合った。  下平監督「すみません。出してあげられなくて」  カズ「いいんだよ。勝つことが大事なんだよ」  自身の記録より勝利が一番。キングたるゆえんが、そこにある。 (田中 雄己)  ◆カズのルヴァン杯  ▼8月5日・鳥栖戦(1〇0) 今季初の公式戦。先発で後半18分までプレー。開始11秒でスライディング、前半30分にはヘディングでゴールに迫り、「自分の戦う姿勢を見せたかった」。  ▼同12日・札幌戦(1△1) 同杯2試合連続先発で後半10分までプレー。前半14分に放った左足でのシュートは「力み過ぎたね」とジャストミートせず。

報知新聞社

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