清水エスパルス史上最強! 伝説の英雄5人(5)まさに鉄人! 「奇跡」を起こした生きる伝説
1993年に開幕したJリーグは今年で30周年の節目を迎えた。清水エスパルスでは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、数々の伝説の選手から5人を厳選して紹介する。
MF:伊東輝悦
生年月日:1974年8月31日 リーグ通算成績:483試合30得点 主な獲得タイトル:リーグカップ(1996)、Jリーグ2ndステージ(1999)、アジアカップウィナーズカップ(2000)、天皇杯(2001) 清水エスパルスの歴史で最も多くの試合に出場したのが、伊東輝悦だ。483試合出場は、「ミスター・エスパルス」澤登正朗の381試合を100試合以上も上回る大記録だ。 伊東は1993年、高校卒業後にエスパルスに加入した。1年目は出番なく終わったが、2年目にデビューを果たし、3年目でブレーク。守備的MFとして一気に存在感を強めた。2010年まで、コンスタントにピッチに立ち続けている。 1996年のアトランタ五輪ブラジル戦、いわゆる「マイアミの奇跡」で決めた決勝点があまりに有名な伊東は、47歳となった今も現役のプレーヤー。アスルクラロ沼津で選手として登録されている。近年はピッチに立つ機会がほとんどないとはいえ、エスパルスの鉄人は今も鉄人だ。