「会いたかったよ~!沖縄の風を感じて」夏川りみ、全国コンサートツアー開始
歌手の夏川りみ(48)が25日、東京・大手町三井ホールで全国ツアー初日公演を開催した。 約3年ぶりの最新オリジナルアルバム「会いたい~かなさんどぉ~」(22日発売)を引っ提げ、9月まで全国15カ所を巡る。 この日は満員のファンに「会いたかったよ~! みんな元気だった~!」と呼びかけ「今年は沖縄が本土復帰50年の年でもあり、いろんな意味で沖縄が注目されていて素直にうれしいです。今日のコンサートは全体を通して沖縄の風を感じてもらえるような内容になっています」とあいさつ。沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」やニューアルバムの自作詞・曲「愛さ生まれ島」(かなさうまりじま)、尊敬する歌手テレサ・テンさんへの思いをつづったアルバムのリード曲「会いたい」、大ヒット曲「涙そうそう」など全14曲を熱唱した。 観客はコロナ禍で声が出せない代わりに踊りで参加。バンドのメンバーも一緒に踊りながらニューアルバムの「波照間ブルー」を元気いっぱいに楽しく歌って盛り上がった。 夏川は「ニューアルバムのタイトルは沖縄の方言で『愛しているよ』という意味です。8曲の中の3曲は私自身が作詞・作曲を手がけています。自分たちから生まれた楽曲はまた違う意味でいいなと思います。まるでわが子のようにいとおしくてたまりません」と話した。 岐阜公演は7月10日に中津川文化会館で。
中日スポーツ