【下関ボート 山口シネマ杯】平石和男 熟練の逃げ切り劇で5年5カ月ぶり通算54V
ボートレース下関の「山口シネマ杯」は30日、12Rで優勝戦が行われ、平石和男(58=埼玉)が逃げ切って1着。2019年6月27日の宮島以来となる通算54回目、下関では01年10月21日以来2回目の優勝を飾った。2着に西野翔太、3着は秋山直之が入り、3連単<1><5><2>は3130円(13番人気)だった。 準優勝戦11R1着後は「足は悪くないけど、強調できる部分はない」ながらも「カカリ、舟の向きはいい」と実戦向きの仕上がりを再認識。迎えたファイナルは秋山の2コース差し、樋口亮の3コース強攻を許さぬターンで1周1マークを先取り。準優勝戦後に語った「1マークをミスをしないようにしたい」を、しっかり実行してみせた。 なお平石の次走出場は12月6日から11日までの蒲郡「にっぽん未来プロジェクト競走in蒲郡」を予定している。