プレーオフを目指すクリーブランド・ブラウンズのジョー・フラッコ（Getty Images）

NFLのレギュラーシーズンは、日本時間12月15日から第15週に突入する。すでにプレーオフに名乗りを上げるチームが現れるなど、ここからは毎週が激戦だ。 【動画あり】【NFL】2024年スーパーボウルのハーフタイムショー出演者は誰？ 報酬・歴代出演者一覧 1999年から2022年まで、プレーオフ出場チームは、33シーズン連続で前年から少なくとも4チームが入れ替わっている。今年も第14週終了時点で、昨季プレーオフ不出場の5チームがプレーオフ圏内にいる。そのうちの3チームが日本時間17日に行われるトリプルヘッダーに登場する。 昨季にプレーオフを逃すも、今季はここまでプレーオフ圏内にいるのが、AFCではクリーブランド・ブラウンズ（8勝5敗）、ピッツバーグ・スティーラーズ（7勝6敗）、インディアナポリス・コルツ（7勝6敗）の3チーム。一方のNFCでは、デトロイト・ライオンズ（9勝4敗）とグリーンベイ・パッカーズ（6勝7敗）の2チームだ。 通常では日本時間の金曜日、月曜日、火曜日に試合が行われるNFLで、第15週は日曜日に3試合が行われる。そこで、プレーオフ出場枠を争っているスティーラーズとコルツが直接対決する。また、NFC北地区首位を走るライオンズは、開幕6試合を1勝5敗と出遅れるも7勝6敗でAFC西地区1位まで1ゲーム差まで猛追するデンバー・ブロンコスと戦う。ライオンズは今週にプレーオフ進出が決まる可能性もあるが、ブロンコスもプレーオフ射程圏内にいるので、熱戦となること必至だ。 他にも、先週にイーグルスに勝利してNFC東地区首位に浮上したダラス・カウボーイズと、7勝6敗でAFC東地区2位バッファロー・ビルズのカードも注目の一戦だ。このカードは、第27回（1992年シーズン）、第28回（1993年シーズン）スーパーボウルの再戦となる。当時は、カウボーイズがいずれも勝利して連覇を飾った。対して、ビルズは第25回スーパーボウルから続く連敗を4に伸ばす悔しい結果となった。カウボーイズのダク・プレスコット、ビルズのジョシュ・アレンとリーグを代表するQB対決に注目だ。 第14週を終えて、プレーオフ一番乗りを果たしたのがNFCのサンフランシスコ・49ersのみ。各カンファレンス7チームずつが駒を進めることができるプレーオフ出場枠争いは、残り4週で激化してくる。週ごとに順位が入れ替わるため、これからは見逃し厳禁だ。