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13年間連れ添った愛犬を亡くし…「2匹目」を飼うまでに飼い主が考えること

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文春オンライン

 2017年、著者は13年間連れ添ったゴールデンレトリバーのエフを喪った。その悲しみを癒やすため、愛犬との日々を振り返るコミックエッセイをInstagramに投稿していたところ、編集者の目に止まり、書籍化。刊行直後から愛犬家の共感を集め、好調な売れ行きを見せている。 【写真】この記事の写真を見る 「私も昔、犬を飼っていたことがあるんですが、マンガの内容は飼い主にとっての『あるある』ばかりです。本当に驚くほど細かく犬の行動を観察しておられて、とても笑えるし、泣けるんですよね」(担当編集者の賀陽章子さん)  ものを食べようとすると、どれだけ気をつけても、すぐに見つけて駆け寄ってくる。夫婦のあいだの空気が険悪になると、なぜか調子を崩し、部屋の片隅で吐いてしまう。ソファや布団が大好きで、シャンプーは好きじゃない。他の犬に対して、まるで自分が人間であるかのように振る舞う……愛らしい描写が続くほどに、次第に老い、弱り、最期のときを迎えるくだりは、涙を誘う。しかし、本書の美点は、そこで物語が終わらないところだ。 「エフを亡くしたあと、著者が2匹目のレトリバーのコメを家族に迎える過程と、その後の生活も丁寧に描かれています。著者の前向きな姿が、ペットロスの方に、生きる勇気と希望を与えてくれるところもあるようです」(賀陽さん) 2020年7月発売。初版5000部。現在3刷5万5000部

前田 久/週刊文春 2020年9月17日号

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