FAソフトバンク石川柊太、ロッテと初交渉 吉井理人監督も同席で直接ラブコール 佐々木朗希がメジャー挑戦で先発陣の補強急務
ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)宣言中の石川柊太投手(32)が30日、獲得を目指すロッテと都内で初交渉を行ったことが分かった。 ■石川柊太と妻で元SKEの大場美奈との〝幸せ2ショット〟の数々はこちら!【写真】 交渉にはロッテ吉井理人監督(59)も同席。直接ラブコールを送られた。 今季3位に終わったロッテは大黒柱の佐々木朗希投手(23)が今オフにポスティングシステムを利用したメジャー挑戦が決まっており、先発陣の補強が急務な状況にある。FA宣言時に「自分に『来てもらいたい』というものが伝わってくる部分を大事にしたい」と語っていた石川にとっては、オリックス岸田監督に続く敵将の〝直接参戦〟は心に響いた可能性が高い。 石川を巡ってはソフトバンク以外では、オリックス、巨人、ヤクルトが順に交渉を行い、この日のロッテで現状獲得に名乗りを上げた球団との交渉が一回りした。いずれも3年以上、総額5~6億円程度の条件が提示された模様で、この5球団の中から来季所属先を決めることになりそうだ。 石川は本拠地みずほペイペイドームで練習を行った29日に取材に応じ、決断時期について「こればかりは分からない。条件的にはそれぞれ横一線くらいなので」と迷える胸の内を明かしていた。今後は宣言残留を認めるソフトバンクと再度交渉予定にあるが、水面下では2度目の交渉セッティングをもくろむ球団も複数あり、最終決断にはもうしばらく時間を要しそうな情勢だ。 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社