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姉は米GI馬。弟は5億円馬。 話題のサトノスカイターフが目指す場所

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◆荒れるレパードS、穴党記者厳選の「穴馬」 厳選!2歳馬情報局(2020年版)第11回:サトノスカイターフ 【写真】荒れるレパードS、穴党記者厳選の「穴馬4頭」  日本最高峰の競走馬のセリ市「セレクトセール」が、今年も7月13日、14日に行なわれた。コロナ禍にもかかわらず、例年と変わらぬ盛り上がりを見せ、億を超える取引が続出した。  なかでも、大きな注目を集めたのは、シーヴの2019(1歳馬/父ディープインパクト)。7月13日に上場され、なんとセレクトセール1歳セクションの歴代最高額となる5億1000万円(税別。以下同)で落札されたのだ。  さらに、翌14日に上場されたシーヴの2020(当歳馬/父ハーツクライ)も、2億1000万円という高値で落札されている。  そのシーヴの子が、デビューを控えた2歳馬の中にもいる。栗東トレセンの池江泰寿厩舎に所属するサトノスカイターフ(牡2歳/父ディープインパクト)である。  それにしてもなぜ、シーヴの子はこれほど高い期待がかけられているのか。その理由は、彼女の産駒からすでに活躍馬が出ているからである。  サトノスカイターフの姉にあたる、キャスリンソフィア(牝/父ストリートボス)がそうだ。2013年に生まれた同馬は、2015年にアメリカでデビュー。4連勝を飾ったあと、GIアッシュランドS(アメリカ・ダート1700m)では3着に敗れるも、続くGⅠケンタッキーオークス(アメリカ・ダート1800m)を見事に制覇。同世代の牝馬の頂点に立った。

そんな輝かしい実績を持つ姉がいるからこそ、シーヴの子への期待は自然と膨らんでいる。しかもシーヴの2019は、セレクトセールでは今年の1歳セクションでの上場が最後となったディープインパクト産駒である。歴代最高額で取引されたのも頷ける。  そして、サトノスカイターフも同じく、ディープインパクト産駒である。まさに超一級品の血統馬ゆえ、早くから注目を集めてきた。  現在、サトノスカイターフは放牧中だが、6月に一度入厩し、ゲート試験にはすでに合格している。関西競馬専門紙のトラックマンが、当時の様子について厩舎スタッフから話を聞いた。 「サトノスカイターフは、まだゲート試験を受けただけの段階。それでも、その際の『動きはよかった』とスタッフは話しています。馬体も決して大きなタイプではないようですが、『キレイな馬体をしており、キャンターも力強かった』とのこと。厩舎スタッフの評価は、総じて高い印象を受けました」  また、距離適性についても、現時点での見解をスタッフが語ってくれたという。トラックマンが続ける。 「スタッフによれば、サトノスカイターフは気性が前向きなタイプで、『現状はスピードが勝ったタイプ』とのこと。距離は『1600mくらいがベストかもしれない』という話でした。とはいえ、これだけの血統馬なので、当然クラシックも意識。3歳までは『そこが目標になってくる』と言っていました」  アメリカのGI馬を姉に持つサトノスカイターフ。セレクトセールでは、弟たちが話題を集めたが、競走馬として先に脚光を浴びるのは、間違いなくこの馬だろう。デビューの日が来るのが待ち遠しい。

河合力●文 text by Kawai Chikara

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