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しまくとぅば「文字表記確立して」「学校教科に」継承へ識者ら提案

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琉球新報

 しまくとぅば継承の課題や方法について意見交換するパネルディスカッション「しまくとぅばの復権」(しまくとぅば連絡協議会主催、那覇市文化協会共催)が「しまくとぅばの日」の18日、嘉手納町のロータリープラザで行われた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため無観客で、しまくとぅば復興について活発に議論した。同会の模様を収録した動画が文化の日の11月3日正午ごろからコミュニティラジオ「FMニライ」のホームページで配信される。  IT事業やしまくとぅば普及活動などに取り組む「クレスト」の池原稔代表は「なぜしまくとぅば消滅を止められないのか考察すべきだ。まず、文字表記を確立しないといけない」と語った。那覇市文化協会うちなーぐち部会長の名嘉山秀信さんは「言語は文化遺伝子と言われる。しまくとぅばが消えると沖縄文化も希薄になるのではないか」と危惧した。  NPO法人沖縄語普及協議会長の當眞嗣伎さんはうちなーぐちの味わい深い表現に触れ「沖縄の人々の肝心(ちむぐくる)の中に蓄積し暮らしの中に生きている」と語った。  「祖父母(ふぁーふじ)運動」と称し、普段から子や孫へ積極的にしまくとぅばを使う南城市文化協会東方うちなーぐち会部長の久手堅豊さんは「各地域の話者認定制度を作るといい」と提案した。  しまくとぅば連絡協議会副会長のあらぐしく米子さんは「まずは、学校教育の中でしまくとぅばを教科として導入できるようにした方がいい」と強調した。

琉球新報社

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