背番号「2」を背負う若月健矢(花咲徳栄出身)を見て思うこと
オリックス期待の捕手・若月健矢(花咲徳栄出身)は来季から背番号「2」を背負うことが決まった。 【画像】若月健矢のプレーシーン 6年連続で高卒プロ入り選手を輩出している花咲徳栄。2013年にプロ入りしている若月だが、入学時期の力量はその後、高卒プロ入りしている後輩たちと比べて、劣っていたという。岩井隆監督は「本当にバットが当たらなかった選手。プロ云々というのは全く想像できなかった選手」と振り返る。 それでも努力を続け、2年秋から一気に成長し、関東屈指の強肩捕手として注目された。3年春の選抜の前に取材に赴いた時、若月の打撃練習、守備練習は今でも覚えている。打撃では本塁打性の打球を連発し、そして守備では鉄砲肩と呼べるスローイングを披露し、まさにプロ注目捕手と呼べるものだった。 プロ2年目に一軍初出場を果たし、昨年は自己最多の138試合の出場。今年は75試合にとどまったが自己最多の3本塁打と着実に成長を見せている。 2021年は正捕手として活躍できるか注目だ。