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福大、大学院の一部移転 浜通りに整備の国際教育研究拠点

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福島民報

 福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の中核施設として国が浜通りに整備する国際教育研究拠点を巡り、福島大は大学院の一部機能を同拠点または拠点周辺に移す。三浦浩喜学長が十日、復興庁で田中和徳復興相に構想を示した。  移設に伴う「福島大浜通りキャンパス」の設置や運営にかかる経費を復興庁予算で措置するよう求めた。同拠点への参画を予定している他大学・大学院と共同で、科目の開設や単位の互換を検討していく考えも明らかにした。  復興庁の有識者会議がまとめた政府への提言では、「地域づくり・社会づくり」を主とする部門や研究部が欠けているとして、福島大の人文社会科学分野を中心とした「地方創生を担う部門」を設置するよう提言した。  三浦学長は「地元の国立大として、蓄積してきた復興に関する知見を地域に還元しなければならない。その中核として国際教育研究拠点に参画したい」とした。田中復興相は謝意を述べた上で、拠点整備の具体化に向けて福島大の意向を反映させる考えを示した。

 拠点は研究所としての機能からスタートさせ、二〇二三(令和五)年春の一部開所、二〇二四年度の本格開所を目指す。将来的には大学院や大学の設置を模索する。このため、福島大は本格開所に合わせた段階的な機能移転を進める方針。  復興庁は今後、立地場所や整備手法、組織や人員の規模を調査し、政府が年内にまとめる整備方針に反映させる。安倍晋三首相は九日、自民、公明両党の東日本大震災復興加速化本部の申し入れに対し、運営主体となる国立研究開発法人を新設し、拠点を整備する方針を明らかにした。

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