【日本株】配当利回り4%超のおすすめの「高配当株」2銘柄を紹介! 30年以上も非減配を続ける「武田薬品工業」と、高成長&高配当な「アルマード」に注目!
【2022年・夏のおすすめ高配当株】「高配当株」の中でも、アナリストの投資判断が“強気”の「武田薬品工業(利回り4.99%)」と「アルマード(利回り4.47%)」を紹介! 【詳細画像または表】 ●配当利回りが5%前後あり、売上も伸びている「武田薬品工業」、 上場初年度から配当を実施している「アルマード」をチェック! 保有しているだけで高い配当金がもらえるのが「高配当株」の魅力。できれば長く持って配当をもらい続けたいが、そのためには業績の安定している企業を選ぶのが鉄則だ。 そこで、今回は業績が良好で、配当利回りが4%超の「高配当株」の2銘柄を紹介していこう(※配当利回りなどの数字は、2022年6月2日時点。投資判断は今後3カ月に関するもので、アナリストなど19名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当。株価と利回りは日々変動しているので、投資する際は最新情報を要チェック)。 最初に紹介するのは、配当利回り4.99%の武田薬品工業(4502)だ。 武田薬品工業は、製薬業界で国内最大手。前期は12%の増収。消化器疾患、免疫疾患、神経精神疾患、がんの各領域が、米国や中国での需要増加などで2ケタの伸びに。減益は前々期の事業売却益の反動などが要因で、調整後の営業利益は実質5%の成長だ。今期の売上と営業利益は過去最高の更新を見込む。 新薬候補は十分な治療法がない患者向けが充実しており、進捗も好調。年間180円の配当政策を掲げ、20年以上にわたりこれを堅持している。配当利回りも5%に近く、投資家からの注目度は高い。 続いては、配当利回り4.47%のアルマード(4932)だ。 アルマードは2021年6月に上場したばかりの、卵殻膜を配合した健康食品・化粧品を手掛ける企業だ。多くの関連特許を持つのが強みで、製造は外部委託。前期の第3四半期決算時に、資本効率を高め、株主還元の強化に着手することを発表。配当や自社株買いの実施が好感され、株価は大きく上昇した。この規模の企業では珍しい取り組みを評価したい。 今期は直販の成長を牽引役に、2ケタの増収増益へ。類似企業と比べて株価水準にはまだ過熱感がなく、配当利回りも4%台半ばと高い。高成長な高配当株はレアなので、狙い目だ。
ザイ編集部
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