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2018年の名作を通してセイコーのダイバーズウォッチの歴史を堪能しよう。「1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン」

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2000年のセイコーのダイバーズウォッチ復活以降、初めてハイビートムーブメントを搭載したSBEX007の発表当時(2018年)の記事を振り返る。この系譜は脈々と続き、2020年の現在にも、ブルーカラーをまとった「SBEX011」が注目を集めている。執筆者はアメリカWatchTime編集長のロジャー・ルーガーだ。発表時の興奮を時間をさかのぼって感じられるだろう。

セイコー「1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX007」

 セイコーのダイバーズウォッチの歴史は、1965年に発表した150m防水性能のファーストモデル「62MAS」から始まる。その3年後の1968年に発表された、300mの防水性能とハイビートムーブメント搭載モデルの「6159」もまたセイコーのマイルストーンに刻まれた名作だ。2018年にはこの50周年を祝う「1968 メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX007」が発表され、大きな話題を呼んだことが記憶に新しい。

マリーンマスター

 2000年、セイコーは300mの防水性能を備えるダイバーズウォッチを復活させた。Ref.SBDX001、モデル名は「マリーンマスター」だ。300mの防水性能を引き継ぐプロフェッショナル向けで、毎時2万8800振動、約50時間のパワーリザーブを保持する自社製キャリバー8L35を搭載して発表された。ブレスレットモデルだったこのSBDX001に対し、まもなく追加投入されたのがラバーストラップ仕様の「SBDX003」である。これは1967年のダイバーズウォッチに特徴的だったゴールドのインデックスと針の要素を備え、かつ世界限定500本という希少性も相まってたちどころに完売となった。

 一方SBDX001は、世界のダイバーズウォッチファンへじわじわと知名度を上げていく存在になっていた。その特徴には前述の自社製ムーブメント、直径44.3mm、厚さ14.6mmのワンピース構造のケース、ダイバーズウォッチでは初となるフォールディングバックルの採用などが挙げられる。価格は日本円で税別25万円。発表当初は日本限定モデルだったが、この10年後となる2010年、海外まで販売が拡張されることが決まった。マリーンマスターは修理や点検の際に専用工具を必要とするが、現在、セイコーブティックは世界展開しており、またそれぞれに熟練修理工も抱えるため、おおむね販売された国内での対応が可能である。アメリカの場合、旗艦店はニューヨーク、マイアミ、ロサンゼルスの3箇所だ。

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