仲川弾などで磐田を一蹴した横浜FMが首位に浮上。上位の鹿島、川崎Fは敵地で結果を残せず|5月29日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】5月29日、明治安田生命J1リーグ第16節の7試合とJ2リーグ第19節の9試合、J3リーグ第10節の8試合が開催され、各地で熱戦が繰り広げられた。
29日、各地でJ1、J2、J3が開催された。 7試合が開催されたJ1では、上位陣に動きがあった。首位の鹿島アントラーズは敵地でFC東京と対戦。序盤から拮抗した展開が続いた中、33分に巧みなワンツーからFW渡邊凌磨にゴールを許すと、42分にも渡邊に決められリードを広げられてしまう。51分にはPKを献上してさらに失点。54分にFW上田綺世が1点を返すが、同点に追いつくまでにはいかず、1-3で敗戦を喫した。 首位が敗れたことで2位と3位のチームに首位浮上のチャンスが訪れた中、2位の川崎フロンターレは敵地で京都サンガF.C.に敗戦。オウンゴールで失点すると、幾度かあったチャンスを決め切れなかった。 この状況下で首位に立ったのは横浜F・マリノスだ。ジュビロ磐田のホームに乗り込んだ横浜FMは、立ち上がりからペースを掴みながら攻撃を仕掛けていく。後半に入り55分に右サイドのクロスからFW仲川輝人が決め切って先制。63分には左サイドのクロスを今度はFWレオ・セアラが合わせて追加点を奪い、リードを広げた。終盤は相手の攻勢にも耐えてシャットアウト。2-0で完勝した横浜FMが首位に立った。 そのほか、最下位だったヴィッセル神戸が北海道コンサドーレ札幌に4得点を奪って快勝。セレッソ大阪に敗れた17位・湘南ベルマーレとの差を「2」に縮めた。逆に勝ったC大阪は5位に浮上している。清水エスパルスに3-1で勝利した柏レイソルは、3位・川崎フロンターレとの差が「3」となった。 J2は9試合が開催。注目されたアルビレックス新潟とモンテディオ山形の上位対決では、試合を通して新潟が攻守で圧倒。MF松田詠太郎らのゴールで3-0とし、勝点3を積み上げた。また、首位のベガルタ仙台、3位の横浜FCも共に勝利しており、3位と4位の差が「9」となっている。 中位陣では水戸ホーリーホックに勝利したジェフユナイテッド千葉が10位に浮上。いわてグルージャ盛岡をホームで退けたツエーゲン金沢が8位に上がった。 8試合が開催されたJ3では、カマタマーレ讃岐を相手に4得点を奪って快勝した鹿児島ユナイテッドFCが首位を堅持。2位にはガイナーレ鳥取に2-0で勝利したいわきFCがつけている。また、FC今治を破った松本山雅FCが得失点差で下回り3位となっている。 ■ 5月29日開催 結果 ・J1第16節 神戸 4-1 札幌 京都 1-0 川崎F FC東京 3-1 鹿島 湘南 0-2 C大阪 柏 3-1 清水 磐田 0-2 横浜FM 鳥栖 2-1 G大阪 ・J2第19節 仙台 2-1 栃木 町田 2-0 秋田 横浜FC 1-0 山口 新潟 3-0 山形 長崎 0-0 岡山 千葉 2-1 水戸 群馬 0-1 大分 琉球 3-3 徳島 金沢 2-1 岩手 ・J3第10節 松本 2-1 今治 福島 0-0 宮崎 いわき 2-0 鳥取 相模原 0-1 富山 長野 2-2 岐阜 藤枝 3-1 沼津 讃岐 0-4 鹿児島 愛媛 3-1 八戸