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住宅価格や仁川空港の問題などが悪材料…文大統領と民主党、共に支持率下落

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ハンギョレ新聞

法務部長官と検察総長の確執に 不動産問題が重なり否定評価が急増  文大統領の支持率は50%以下に 統合党は上昇、民主党と8.1ポイント差 与党「一喜一憂はしない」と言うが 「はやすぎる」 反転カード苦心

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行に対する支持率が約3カ月ぶりに50%を割った。共に民主党の支持率も下落し、未来統合党との支持率の差は一桁にまで縮まった。チュ・ミエ法務部長官とユン・ソクヨル検事総長の確執、伝貰(チョンセ、賃貸契約時に一定金額を家主に預け、月々の家賃は発生しない不動産賃貸方式)保証金上昇、仁川国際空港公社問題、国会の常任委員長の独占による批判世論拡大などの影響とみられる。指導部は「仕事で成果をあげて挽回する」という立場だが、議員たちからは、明確な反転のきっかけを作ることができなければ「コロナ以前」の守勢局面に戻るのは時間の問題だという危機感も感じられる。  リアルメーターは2日、ソウル市メディア財団(TBS)の依頼で先月29日から3日間にわたり、全国の18歳以上の男女1507人を対象として行った調査で、文大統領の国政遂行への支持率が先週より3.9ポイント下落し49.4%を記録したと発表した。文大統領の支持率が50%を割ったのは、今年3月第3週(49.3%)以来15週ぶり。文大統領に対する否定的評価は46.1%で、先週より3.4%ポイントも上昇した。  一時は17%にまで広がっていた民主党と統合党の支持率の差も、15週間ぶりに一桁に縮まった。民主党の支持率は38.1%で、先週より3.1%の下落。統合党の支持率は先週より1.9%ポイント上昇の30%だった。統合党が30%台に乗せたのは、3月第4週以降初めて。開かれた民主党の支持率は5.4%、正義党は5.2%、国民の党は2.7%だった。無党派層は16%だった。  与党の支持率下落は、国会の常任委員長の独占などで示された「力を前面に押し出した一方主義」が世論の反感を買った結果だ。さらに、チュ・ミエ法務部長官とユン・ソクヨル検察総長の確執、仁川国際空港公社の非正規労働者の直接雇用問題、南北の緊張の高まりも悪材料として作用した。実際に、民主党が情報委員長を除く常任委員長を独占したことについては、国民の半数が「間違っている」と評価している。1日にリアルメーターが全国の18歳以上の男女500人を対象として「民主党の常任委員長単独選出」に対する共感度を調査した結果、回答者の50.7%が「与野党間の合意慣行を無視するなど、間違っていると思う」と回答している。「政権党としての責任政治の実現など、よくやっている」という回答は38.5%で、「よく分からない」は10.7%だった。  理念性向別に見ると、保守・中道層では「間違っている」という回答がそれぞれ55.7%、54.1%と高かった。革新層でも「間違っている」という回答は43.1%で、「よくやっている」という回答(46%)と大きな差はなかった。  民主党指導部は「一喜一憂はしない」としながらも、困惑を隠せない様子だった。カン・フンシク首席報道担当はハンギョレの電話インタビューで、「コロナ克服の過程で与野党が共に行動する姿を見せられなかったことが、支持率の推移に影響を及ぼしたと思う」としつつも、「民主党としては避けられない状況だっただけに、今後、国民が『それでも正しい選択だった』と感じられるよう、仕事に邁進するしかない」と語った。  議員たちからは「支持率の下落は予想していたが、落ちるのがはやすぎる」という懸念の声が出ている。首都圏のある複数回当選議員は「外部の状況は芳しくなく、異常信号は灯り続けているが、党は依然として一方に偏っているように感じる。歴代の国会を振り返ると、こういうことが起こる度に事故が起きてきた」と語った。また、別の重鎮議員は、「指導部が依然として総選挙圧勝ムードに浸り、緊張感がない。このままではコロナ以前の守勢局面に戻るのもあっという間だ」と懸念を示した。 イ・ジヘ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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