新ブランド牛「福粕花(ふくはっか)」がデビュー(福島)
福島放送
酒かすを食べて育った新しいブランド牛がデビューし、記念のセレモニーでお披露目されました。 デビューしたのは、県内の酒蔵の酒かすを食べて育った「福島牛福粕花」です。郡山市で行われたセレモニーには、お笑い芸人のあばれる君も参加し、そのおいしさをアピールしました。 福粕花は、原発事故による風評の影響が残る福島牛を新たにPRしようと、県がJAや福島大学と連携して開発しました。 出荷前の90日間、毎日100g以上の酒かすを餌に加えて育てられた福島牛のうち、肉質等級5等級の肉だけが「福粕花」として出荷されます。 購入した人は「焼き肉用を買ったので、塩コショウで簡単な味付けで、肉のおいしさを味わってみようかな」と話していました。 県によりますと、福粕花は通常の福島牛と比べて、1割ほど高い価格で店頭に並ぶ見込みです。