「デコピンを大統領に」 日本語の応援ボードまで…米国を横断した大谷愛犬の人気
愛犬デコピンの熱狂的なファンが日本語の応援ボード「デコピンを大統領に」
【MLB】ブレーブス 6ー2 ドジャース(日本時間14日・アトランタ) ドジャース・大谷翔平投手の愛犬・デコピンに熱狂的なファンが出現した。13日(日本時間14日)に敵地で行われたブレーブス戦、三塁側の最前列にデコピンの応援ボードを持った米国人ファンが出現した。 【実際の様子】「センスありすぎ」「面白い」 特製ボードの少年が見せた大谷翔平にも負けぬデコピン愛 「デコピンを大統領に!」と日本語で書かれた応援ボードを手にしていたのは、大のドジャースファンのクルー・カンバーレッジくん。母・カットさんと妹のキャメロンさんとサウス・カロライナ州から、早朝の飛行機で観戦にやってきた。母・カットさんは「私たちはオオタニのことが大好き。愛犬の名前がデコピンというのも知っていて。デコピンのことも大好きなんです。それでデコピンを大統領に(と書きました)!」。茶目っ気たっぷりに語った。 カットさんが日本文学の教授を務めている叔父から日本語を教えてもらい、応援ボードに日本語を記した。「デコイは英語で発音しやすいように短くした名前で、(本名は)デコピンだと知ってました。叔父から書き方も教えてくれたわ」と笑顔。8月28日(同29日)の“デコピン始球式”にも大興奮だったという。
この日、大谷は4打数無安打で自己最多48号はお預け。「50本塁打&50盗塁」へ足踏みとなった。「50-50の道のりに興奮しているわ。MVPを獲得してくれることも期待しています。ワールドシリーズを制覇することも祈っています」。ロサンゼルスから遠く離れたサウス・カロライナから、応援ボードとともに歴史的な瞬間を待っている。
小谷真弥 / Masaya Kotani