14日に落馬の菱田裕二騎手は左上腕骨の骨折と右膝じん帯の損傷 手術は行わずに11月中の復帰を目指す
先週14日の中京10Rで落馬事故に遭い、以降のレースを乗り替わった菱田裕二騎手=栗東・岡田稲男厩舎=が9月20日、自身の負傷についての現状を説明。負傷箇所は左上腕骨骨幹部骨折、右膝関節内側側副じん帯損傷、右大腿骨骨挫傷と診断されたことを明かした。 左上腕骨についてはらせん状に骨折線が入っていたものの、骨のずれなどはなく、手術の必要はないという。今後は保存療法を行い、1か月~1か月半に化骨が進んでくるのを待つ方針。 また、MRI検査の結果、右膝の内側側副じん帯に損傷があったが、十字じん帯までは損傷しておらず、こちらも手術の必要はなく、1か月ほどで動かせるようになるという説明を受けた。 菱田騎手は「いつもお世話になっているリハビリの先生は『なるべく早い復帰を目指して頑張りましょう』とおっしゃってくださっていますので、しっかりと回復に努めたいと思います。まだ、リハビリも始まっていないので、正確なことは言えませんが、11月中の復帰を目指します」と今後の見通しを語った。
報知新聞社