【先行レビュー】新型iPad Air 4を試用! iPad Pro 11との差はどのぐらいあるか?
ディスプレイの品質はProの方が一枚上手
肝心要のディスプレイだが、やはりiPad Air 4より、iPad Pro 11(第2世代)の方が1グレード上な気がする。 iPad Pro 11を試した時に、ディスプレイに抵抗感がある……と感じたのはガラスの薄さがもたらしたものだった。薄くてたわむから、引っ掛かりを感じて、結果それが描きやすさになっていたのだ。 iPad Air 4は多分そこまで薄くない。もう少しツルツルした印象。多分ガラスはわずかながら厚い。 Pro Motionもないので、速いペン先の運びにはついていけないし(あくまで、プロが作業としてともて速くペン先を動かした場合)、最大輝度も600ニトと500ニトとProの方が明るい。
A14 BionicとA12X Bionicの速度差を計るベンチマークはまた後日にしたいと思うが、とりあえずディスプレイを比べた範囲では、やはりProの方が明らかに一段上位のモデルといえるだろう。
とはいえ、このiPad Air 4がわずか6万2800円(税別)から……という価格で買えるのだから依然お勧めであることに変わりはない。ほとんどすべての人、アマチュアのイラストレーターや、その他の仕事の人の多くは、iPad Air 4で十分満足できるはずだ。