Aリーグに最も近いサムライ・フットボーラー。関谷祐豪州での4年目の覚悟と挑戦
昨年はリーグMVPにも選出 Aリーグに最も近い日本人
豪州2部相当のNPLNSW州1部リーグで17-18シーズンはMVPを獲得するほどの活躍を見せた関谷祐。かつて、一度は第一線から退こうとしたキャリアはすんでのところで次に繋がり、Aリーグの舞台で活躍するための飽くなき挑戦が続いている。Aリーグは拡張される流れの最中にあり、関谷はその追い風を味方にできるか。心中に耳を傾けた。(文:植松久隆 2019年7月発売『アジアフットボール批評08』を転載) ■プロフィール 関谷祐(せきや・たすく) 湘南ベルマーレのジュニアユース、同ユースを経て青山学院大学へ。大学時代は4年次に関東大学サッカーリーグ2部でベストイレブンに選出されるもJクラブから納得できる誘いはなく、その後豪州での挑戦が始まった。APIAライカート(NPLNSW/州1部・豪州2部相当)の主力となると、2年目にリーグタイトル、3年目の昨季はリーグMVPを獲得する活躍を見せた。今季からビクトリア州のメルボルン郊外のあるアボンデールFC(NPL/豪州2部相当)に移籍。Aリーグ・クラブで活躍することを目指し、挑戦を続ける。
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フットボールチャンネル編集部