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コロナと闘う医療現場 浜松医療センター感染症病棟を公開 20年前の赤痢患者以来の受け入れ

配信

静岡朝日テレビ

コロナ患者11人受け入れ 個室は6部屋

 浜松市の医療センターで、感染症病棟が公開されました。未知のウイルスと闘う医療の現場を取材しました。 久保円華アナ:「一般の患者の方とは違い、新型コロナの患者の方はこの入り口を使います。感染症病棟です。この病棟が開かれたのは約20年ぶりだということです」  浜松医療センターではこれまで新型コロナウイルスの感染患者を11人を受け入れてきました。この病棟を使うのは約20年前に、赤痢の患者が入院して以来だといいます。用意されている個室は6部屋。そのうち2部屋には風呂とトイレも設けられています。 浜松医療センター 矢野邦夫院長補佐:「陰圧の部屋です。患者はここに滞在するが、向こうに見えるのが陰圧の機械で、空気を吸い込んで、フィルターでろ過して外に出す。部屋の空気は外に漏れないようにしてある」 浜松医療センター 葛原健太感染管理認定看護師:「かなり大きい音が出るので通常患者さん寝れませんね。風量ちょっと下げて対応した」  5人ほどが入院できるという部屋にはベットが一つ。人工呼吸器が必要となる場合に備え、スペースに余裕を持たせています。部屋には患者の異変をすぐに知ることができるようカメラも設置され、ナースステーションのモニターで常に確認されています。

患者が過ごすレッドゾーン 入るときには防護服着用

浜松医療センター 葛原健太感染管理認定看護師:「袖を通して親指を穴に通してください」  患者の過ごすエリアはレッドゾーンとし、医療従事者が入る際には、手前のイエローゾーンで防護服を着ます。その際、必ず2人1組でチェックをして、ウイルスが外に出ないよう注意を払っています。 浜松医療センター 矢野邦夫院長補佐:「今回の新型コロナは最初は生命の維持。それがものすごくポイントだが、後半は精神的なサポートが問題になる」  患者が退院するには症状がなくなっても、PCR検査で2回連続陰性となることが条件です。しかし、この病院では11人のうち4割ほどの患者が、陰性と陽性を繰り返し、入院が長引きました。一度は退院を期待した患者には精神的なストレスがかかります。患者の心のケアのための工夫も重ねました。