ワクチン接種会場に到着→自分だと勘違いした秋田犬 必死に逃げようとする姿に爆笑「いい拒否っぷり」「気持ちわかる」
「和華よ…大丈夫だよ。ここは人間のワクチン会場だよ」のコメントともに投稿された1枚の写真が話題となっています。 【写真】お迎えしたばかり、スヤスヤと眠る子犬時代の姿 モフモフの白い毛並みが愛らしすぎる秋田犬の和華ちゃんが、車の後部シートによじ登って、どうやら必死で逃げようとしている様子が映されています。絶妙なのがその表情!半眼に目を細め、疑り深いまなざしでこちらを見下ろしています。和華ちゃんの飼い主であるなみさんにお話を聞きました。 その様子は、まるで「いやだよ、わたし、ちゅうしゃなんてしないから」と言っているかのようです。表情豊かな和華ちゃんの姿に、リプライが大いに賑わいました。 「あはは~いい拒否っぷり」 「和華ちゃんの顔と思ったらすごいところに座ってますね笑。察知能力すごい! 「犬は表情があって良い。不信を募らせた目をしておる」 「分かりやすーい(笑)」 「賢いなぁ。空気を感じるんですねぇ。可愛い」 「絶対シートを離さない!!!!!という力の入れ具合とお顔に笑ってしまいました。会場の雰囲気が駄目なんでしょうね」 「『いやだ、行きたくない、こわい』」 「気持ちわかる。トラウマだよ~」 「かわいいっ」 「かしこい」 和華ちゃんは2021年9月12日生まれの秋田犬です。飼い主のなみさんに、当時の状況をくわしく聞きました。 ――和華ちゃんが逃げようとした経緯を教えてください。 「この日は旦那のワクチン接種日で、和華も一緒に車で出向き、駐車場で待機していました。正直言うと、会場と駐車場は少し離れているので、和華がワクチン接種会場と気付いてるとは思えないです。会場に向かうたくさんの人を見て怖かったのかもしれません」 ――和華ちゃんのこの絶妙な表情を、どのように読み取りましたか。 「実際は人間のワクチン接種会場ですが、『ママ、本当はここにどうぶつ病院のせんせいがいるんでしょ』と問いかけていたみたいです。生後5カ月くらいまでは病院も注射も平気でしたが、それ以降は病院に着いても車から降りない、全力拒否、ガクブルです」 ――この後の展開は? 「こちらに来てもらう為にボーロをあげたんですが、ペッと吐き出されてしまいました。ワクチン接種を終えた旦那が戻って来てから機嫌が治りました。」 ――和華ちゃんと暮らし始めた経緯を教えてください。 「もともとワンちゃんが好きで、生まれてからずっと途切れることなくワンちゃんと暮らして来ました。ちょっとした機会があり、ブリーダーさんのお手伝いをさせていただくことになりました。お手伝いを始めて3カ月後くらいに13頭(母犬は3頭)産まれ、今まで以上に秋田犬愛が爆発しました。 人気のある犬舎さんなので次々と新しいお家が決まり、我が家ではお迎え出来ないとわかっていましたが、予約みたいな感じでキープしていたんです。しかし母親からの許可が下りず、お迎えまで辿り着けませんでした。何が何でも秋田犬をお迎えしたい私は、ぬいぐるみのような和華を連れて自宅に行きました!それからトントン拍子でお迎えが決まりました」 ――和華ちゃんを選ばれた理由は? 「和華の母親の子犬を欲しいと思っていたのと、白毛が好きだったので。なんと言っても和華のお顔がとっても可愛かったです! 和華は見た目から性格まで魅力満載です。肉厚のピンとした耳、キリッとした目、クルンと巻いた尾、歩き方。どこをとっても可愛いしかありません。今回初めて秋田犬をお迎えしましたが、一般的に秋田犬は、飼い主に忠実で頭がいいと思います。性格はその子によると思いますが…。和華は小心者で寂しがり屋、ツンデレが激しいです。そこがまた可愛いんです」 ――和華ちゃんとの暮らしはいかがですか? 「和華中心、和華優先です。家の中も明るくなりました。何より一番反対していた母親が話しかけたり触ったりオヤツをあげたり…家族全員可愛がってます。今まではペットと言う感じでしたが、今はもう自分の子どものように大切な存在です。これからは、和華自身が我が家に来て良かったと思ってくれるように過ごしたいです」 なみさんのTwitterは、和華ちゃんだけでなく秋田犬愛がびしばし伝わる投稿ばかりです。秋田犬と人間との豊かな暮らしや温かな関係性は、見ているだけでほっこり和みます。 (まいどなニュース/Lmaga.jp特約・福尾こずえ)
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