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「居酒屋で発生」「利用客が感染」根拠のないデマ広がる 銚子の店、対応苦慮 【新型コロナ】

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千葉日報オンライン

 銚子市で、新型コロナウイルス感染者の発生が確認されていない居酒屋に対し、「感染者が出た」とする根拠のないデマが広がっている。店側は会員制交流サイト(SNS)を通じて否定したが、今度は「利用客が感染していた」とするデマが出回り、対応に苦慮している。  デマを受けているのは、同市の居酒屋「大衆酒場ドリーム銚子駅前店」。経営する宮内憲さん(51)によると、9日から「(従業員の中に)感染者が出たと聞いた」といった問い合わせが電話などで相次いだ。店の前で出会った通行人からも聞かれたという。  「うちへのデマで近隣の店に迷惑が掛かる状況を避けたい」(宮内さん)と、店側は10日、SNSを通じて「スタッフは感染していない」などとデマを否定した。すると今度は「感染者が飲みに行った」とする根拠のないうわさが広がったことを、知り合いからの問い合わせなどで確認した。  再びSNSで否定しなければならない事態となった宮内さんは「こちらから保健所に問い合わせたが『仮にそのような事実があれば連絡する』と説明を受けた。保健所から連絡が来た事実はなく、全くのデマ」と憤る。  市内では7日、およそ3カ月ぶりに感染者が確認されていた。これを受けて、同店は8日から、客や従業員の感染防止のため自主的に営業を休止。「営業自粛のタイミングから、当店で感染者が出たと誤解されたのかもしれない」(宮内さん)。  同店では県境をまたぐ移動の自粛要請が6月19日に全面解除された後、観光客の利用が増えており、新たな感染防止策を検討していた中で、万全を期した自主休業が裏目に出た格好。  宮内さんは「久しぶりの感染者発生で、市内ではさまざまなうわさが飛び交っている。うわさをうのみにしないよう、自分自身も気を付けなければならない。デマは怖いとつくづく思った」と語った。自主休業は19日まで続ける予定。

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