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コロナで「他県ナンバー狩り」が横行! 新車ディーラーが「ナンバープレートロックボルト」を勧める事態に

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正規ディーラーからナンバープレートロックボルトが勧められる

 先日、新車販売業界通氏が興味深い話をしてくれた。 「別件取材で身分を隠し、ディーラーへ行きセールスマンと話をしていた時のことです。話のなりゆきで、某車種の見積り書を作ってもらうことになりました。グレードやボディカラーを決めていき、ディーラーオプションも希望を告げたあとに、セールスマンが『もうひとつおすすめしたいものがあるのですが……』と言って、ナンバープレートロックボルトの選択をすすめてきました」とのこと。 引っ越したらナンバープレートは変更しなければならないのか  ナンバープレートロックとは、ナンバープレートの盗難を防ぐための特別なボルトとなる。しかもこの業界通氏によると、セールスマンは「新型コロナウイルス感染も拡大していますので……」と装着をすすめる理由を話してきたという。 「いま感染拡大防止のため、外出自粛をメディアや政府、地方自治体が声高に叫んでいます。しかし、そのなかでも都道府県境を越え、クルマで観光に出かける人が絶えないのは、報道でご承知のとおりかと思います。そして、最近では日本の各地で“他県ナンバー狩り”のような行為が多発しているので、このボルトが必要なのです」。

越境しなくても対策が必要! 盗難にあうのは地元のナンバー

 他県ナンバー狩りとは、他県ナンバーのクルマが走ってきたら石を投げつけたり、駐車場にとまっている他県ナンバー車のボディにキズをつけたりすることで、ここのところ各地で多発している。他県ナンバー狩り行為とはいえないが、食事をしようと他県ナンバーのクルマを停めて店へ行ったら、入店拒否になったということもあるようだ。  そこで、このような他県ナンバー狩りから愛車や自分の身を守るために地元ナンバープレートを盗み、違法につけかえようとする動きへの対策のためにこのボルトが推奨されたようである。  登録車と呼ばれる、軽自動車以外のクルマはリヤナンバープレートに封印が施されているが、軽自動車は前後とも一般的なボルト締めのみであるためより盗難がしやすい。そのため軽自動車ではとくに推奨されているようだ。  国民の多くが極力外出を控え自宅待機している一方で、レジャーを楽しむためクルマで遠出するひとはなかなか減らない。新型コロナウイルスの感染拡大もなかなか収束へ向かう気配すら感じられない。そのなかで、もちろんやってはいけないことだが、たまる一方のストレス発散のはけ口として、他県ナンバー狩りがますます顕在化する可能性は十分ある。  単なる便乗商法のようなものとも言ってしまうこともできるが、5000円もしない部品でもあるから、そうとも言い切れない。気になる人は是非装着してみてはいかがだろうか。

前之橋三郎

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