現役医師芸人・しゅんしゅんクリニックP「寝る以外は全部、勉強に充てていました」受験生時代を振り返る
ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。 全国の受験生を全力で応援するコーナー「応援部 宣言メイト! supported by カロリーメイト」(毎週金曜 22:07頃~)では、パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)こと“こもり顧問”と、水曜~金曜を担当するアンジー教頭こと“アンジー副顧問”、さらには月替わりの“特別コーチ”が、受験生を応全力で応援していきます。 11月は現役医師でお笑い芸人の“しゅんP”ことしゅんしゅんクリニックPさんが特別コーチを担当。11月22日(金)の放送では、医師になるために医学部を目指す生徒(リスナー)と直接電話を繋ぎ、受験に向けたアドバイスを送りました。
――ここでリスナーに電話をつなぐ アンジー教頭:まずは、受験にまつわる宣言、「宣言メイト」を教えてください! リスナー:持ち前の“負けず嫌い”をモチベーションに変えて、ライバルも目指している宮崎大学医学部に一緒に合格します! こもり校長・アンジー教頭・しゅんP先生:おお~! しゅんP先生:じゃあ(医者に)なったら、僕の後輩になりますね。頑張って! こもり校長:お医者さんになりたいと思ったきっかけはなんなの? リスナー:母が看護師っていうのと、あとは身内に病気の人が出て、助けたいなって思ったのが(きっかけです)。 こもり校長:お母さんの働く姿をずっと見続けてきて、自分も(病院で)働きたい。お医者さんになりたいって思ったんだ。ライバルはどういう人? リスナー:同じクラスの子で、同じ志望校で。あっちもだいたい私と成績が一緒ぐらいなので、お互い負けたくないなって話しています。 しゅんP先生:向こうもお医者さんになりたいの? リスナー:はい。 アンジー教頭:じゃあ、2人で高め合ってるの? リスナー:はい。 こもり校長:同じところを目指しているからこそ、どっちかが受かって、どっちかが落ちちゃって、みたいなのは嫌だってことだよね。今の勉強の状態はどう? リスナー:頑張ってはいるけど、あまり成績が伸びないです。 こもり校長:今のところ、何が伸びない? リスナー:英語です。 しゅんP先生:英語は大事ですね。英語ってけっこうみんな点数が取れるんですよ。英語はできておかないといけないところで。医学部とかに受かる人はって言ったらアレですけど、英語はできている前提で、他のもできているっていうイメージがあります。みんながあんまりミスしないので、本来はできていたほうが好ましいです。 こもり校長:他の教科のところでちょっと欠けちゃった部分を、補填する土台のような感じがあるんですね、英語は。 しゅんP先生:そうですね。英語は単語とか熟語みたいなのを勉強すればわりと比較的に誰でも点数を上げることができます。それを重点的にやれば、全然伸びしろはあると思います。 こもり校長:1日どれぐらい勉強してるの? リスナー:平日は、学校終わって4~5時間、5~6時間です。 しゅんP先生:休日は? リスナー:10時間ぐらいです。 しゅんP先生:もうちょっとしてもいいかもね。 こもり校長:しゅんP先生はどれぐらいやりました? しゅんP先生:冬休みは15、16時間ぐらいはやっていました。平日は学校あるからあれですけど、それこそ、ポスターとか単語帳とかも、トイレとか、寝るときに上を見たら単語が読めるように貼りまくっていました。寝る以外は全部勉強に充てていましたね。 こもり校長:ある意味、それだけこの年内みたいなところで詰め込めるだけ詰め込んだほうがいい時期ではあるってことですよね? しゅんP先生:そうですね。まだまだ伸びます。全然いけます! こもり校長:今、一番不安なことは何かな? リスナー:共通テストで点数が取れないことです。 こもり校長:自分が思うように結果が出ないんじゃないかな、みたいな不安があるってことか。 しゅんP先生:今って自分が思い描いているほど伸びてないなっていうこと? リスナー:ちょっとは伸びているけど、もうちょっと欲しいなって思います。 しゅんP先生:なるほど。(まだ)11月ですから。現役って、本当に直前の1ヵ月で、浪人とかの人をガーッて追い越せる力を持っている人が多いです。なので、そこは安心してというか、信じて頑張ってもいいんじゃないかなと思います。 リスナー:頑張ります。 こもり校長:今はまだ伸びている最中だから、なかなか結果にもつながらない。だけど、信じてベースさえもっと固めていけば、ある日急にその合格ラインをぐっと超えるときがありますよね。 しゅんP先生:そうです。「基本を大事に」ですね。僕は逆におふたりに聞きたいことがあって。ライバルがいるとい、どうやって一緒に頑張るモチベーションを作ります? こもり校長:ライバルみたいなのはけっこういたので、そこへの嫉妬心みたいなので僕はすごく頑張ってましたね。「あの子はあんなにできているのに、自分はできてない」みたいな劣等感と、嫉妬感みたいなものを力にしていました。僕の場合はそうでしたけど、アンジーはライバルっていないかな? アンジー教頭:どう考えてもライバルだらけでしょ! でも、私もわりと相手と比べてしまうところがすごくあって。そこで生まれる「負けね~ぞ!」みたいな気持ちが一番原動力になってた。 その裏で、自分にしかできないものをすごく考えましたね。隣の芝はめっちゃ青く見えるから、「この子はこんなこともできてて、こんなこともできてて、でも私はこんなことができない」と思ってた。でも、そこから「あの子にできなくて私にできることは何だろう?」と考えて、そこをめちゃくちゃ伸ばした。 しゅんP先生:ほ~! アンジー教頭:ライバルの向き合い方とかさ、同じく頑張ってやっている仲間だから、いろんなことを感じちゃうと思うけど、思うままに張り合ってもいいし、自分にしかない強みを見つけるのもありだと思う。 リスナー:ありがとうございます。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」2024年11月22日(金)放送より)