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祝! 生誕80年 ポルシェ栄光のル・マン初優勝を飾った伝説のレーサー「R・アトウッド」

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くるまのニュース

まさに「栄光のル・マン」 ポルシェの輝かしい歴史をつくり出した人物

 1940年4月4日にイングランドで生まれたリチャード・アトウッドは、2020年4月4日で80歳の誕生日を迎えた。 ポルシェの輝かしい歴史はここから始まった! 伝説のレーサー、アトウッドを画像で見る(17枚)  トライアンフやBRM(ブリティッシュレーシングモータース)でフォーミュラレースに参戦。1964年から1969年まで、BRMやロータス、クーパーのチームからF1にもチャレンジするなど、輝かしい経歴を持っているレーシングドライバーだ。  ポルシェがアトウッドを「もっとも成功した仕事をした人物」と讃えるのには理由がある。  いまから50年前、イギリス人ドライバーのアトウッドはハンス・ヘルマンと組んでル・マン24時間耐久レースに参戦。ポルシェとして初の総合優勝を達成したのだ。  アトウッドとポルシェの初の出会いは1967年。ウイリアム・ブラッドリーと組んで、プライベーターのポルシェ「906カレラ6」に乗りゼルトヴェック500km耐久レースで2位表彰台を得たところからはじまる。  1970年6月14日。ル・マン24時間耐久レースで、ポルシェは初の優勝を飾った。このときのドライバーが、アトウッドとハンス・ヘルマンだった。周回数は343ラップ、総走行距離は4607.811km。アトウッド&ヘルマン組のカーナンバー23、ポルシェ917KHは最初にチェッカーフラッグを受けた。  ポルシェはのちにル・マン24時間レースで19回の総合優勝を果たしているが、その輝かしい歴史は50年前のこの瞬間から始まっている。アトウッドは「1969年の予選の際に初めてポルシェ917をドライビングしたが、1970年のレースに勝てるとは思っていなかった」と振り返る。

 1971年、エステルライヒリンクでおこなわれたツェルトヴェーグ1000km耐久で、アトウッドはポルシェ917KHを駆り優勝を飾る。  そしてこの1971年シーズンをもって、アトウッドは31歳という若さでモータースポーツから引退。最後のレースはワトキンスグレンで開催された世界スポーツカー選手権(WSC)で、ディレック・ベルと組んでポルシェ917KHで2位入賞を果たした。  1984年には一時復帰、ポルシェ928に乗り、デイトナで15位に入賞している。  現在、80歳になったアトウッドは、世界中の有名なクラシックカーイベントで、ポルシェミュージアムのマシンに乗って登場している。 * * * リチャード・アトウッドのポルシェでのおもな戦績 1967 2位 ゼルトヴェック500km耐久 ポルシェ906カレラ6 1969 7位 セブリング12時間耐久 ポルシェ908/02 2位 ブランドハッチ6時間耐久 ポルシェ908/02 4位 スパ1000km耐久 ポルシェ908LH 4位 ニュルブルクリンク1000km耐久 ポルシェ908/02 2位 ワトキンスグレン6時間耐久 ポルシェ908/02 3位 ツェルトヴェーグ1000km耐久 ポルシェ917 優勝 キャラミ9時間耐久 ポルシェ908/02 1970 3位 ブランドハッチ1000km耐久 ポルシェ917KH 5位 タルガフローリオ ポルシェ908/03 9位 スパ1000km耐久 ポルシェ908/02 6位 スパ1000km耐久 ポルシェ917KH 2位 ニュルブルクリンク1000km耐久 ポルシェ908/03 優勝 ル・マン24時間耐久、ポルシェ917KH 3位 CanAmワトキンスグレン ポルシェ917KH 4位 エステルライヒリンク1000km耐久 ポルシェ917KH 1971 2位 ル・マン24時間耐久 ポルシェ917KH 優勝 ツェルトヴェーグ1000km耐久 ポルシェ917KH 3位 ワトキンスグレン6時間耐久 ポルシェ917KH

VAGUE編集部

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