レクサスのエントリーモデル新型「UX」がワールドプレミア! レクサスSUV人気を盤石にするか!?
レクサスの電動化を牽引してきたグローバルモデル「UX」
レクサスのコンパクトなクロスオーバーSUV、「UX」が改良を受け2022年5月にワールドプレミアを果たした。 【画像】2022年夏に日本で発売予定のレクサス「UX」を見る(9枚) UXは2018年に登場、レクサスのエントリーSUVとして80以上の国や地域で販売。ハイブリッドだけでなく、ブランド初のBEVをラインナップしていたグローバルモデルだ。電動車の販売比率はグローバルで約80%に達しており、レクサスの電動化を牽引するモデルとなっていたという。 新型はまず、2リッター直4エンジンを搭載する「UX200」、2リッター直4エンジンにハイブリッドを組み合わせた「UX250h」をラインナップ。2WD(FF)に加えて、UX250hには4WDも用意している。
“走り味の深化”と“先進装備の進化”を目指したという新型。 走り味は、ボディのスポット溶接打点を20点追加したことによる剛性強化や、EPSなどのチューニングを実施している。さらに、新研究開発施設「Toyota Technical Center Shimoyama」での走り込みにより、“すっきりと奥深い走り”を実現しているという。 とくにスポーティバージョンのFスポーツには、パフォーマンスダンパーや電子制御サスペンションのAVSを標準装備とした。パフォーマンスダンパーによってシャープなハンドリングを、AVSで優れた操舵応答性や安定性、快適な乗り心地を進化させている。 先進装備では、予防安全技術のLexus Safety System +の機能を拡大。プリクラッシュ セーフティの対応領域を拡大し、右折時の対向直進車や右左折時の前方横断歩行者の検知、車線内での操舵支援の強化、レーダークルーズコントロールにカーブ速度抑制機能が追加されている。また、ドライバーの異常時に、警告や自車の減速停車をおこなうドライバー異常時対応システムが追加された。 ●マルチメディアシステムなど、機能を最新にアップデート また、大型のタッチディスプレイを備えた最新マルチメディアシステムや、リアルタイムで情報を取得するコネクテッドナビなども備え、ドライバーの利便性を向上させるなど、プレミアムブランドらしい進化も続けられている。 国内での発売は2022年夏頃を予定しているとのこと。車両価格(消費税込)はUX200が397万3000円~482万8000円、UX250hが432万9000円~544万9000円となる。 2021年末に登場した上級モデルの「NX」が納車約1年待ちという、大人気のレクサスSUV。メルセデス・ベンツ「GLA」やBMW「X1」をはじめとしたライバルひしめくカテゴリーに登場した、エントリーモデルであるUXの動向も気になる所だ。
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