焼き鳥店で食中毒、4人が下痢や発熱 岐阜・大垣市
岐阜県は4日、大垣市波須の飲食店「焼き鳥 福ちゃん」で11月15日夕に食事をした21~37歳の男性4人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、うち2人が医療機関を受診したと発表した。入院者はおらず、いずれも快方に向かっている。 県生活衛生課によると、店では鶏肉の刺し身や串焼きなどを提供していた。患者の便からカンピロバクター属菌が検出され、患者に共通する食事が同店に限られることから同店を原因とする食中毒と断定。同菌は加熱が不十分で生や半生の鶏肉が原因となることが多いという。4日から再発防止措置が講じられるまでの間、営業禁止処分とした。
岐阜新聞社