渡辺雄太、千葉Jで“Bリーグデビュー”前半のみ出場 約16分プレーで7得点 チームは逆転負け
◆プロバスケットボール ▽男子B1リーグ プレシーズンゲーム 千葉J65―72SR渋谷(15日、船橋市・ららアリーナ東京ベイ) 【写真】“Bリーグデビュー”した渡辺雄太 10月の開幕を前に、プレシーズンゲームが行われ、千葉ジェッツに加入した日本人2人目のNBAプレーヤー・渡辺雄太が“Bリーグデビュー”を果たした。 先発出場し、第1クオーター(Q)中盤に正面からミドルのジャンプシュートを沈めて初得点。同じく日本代表の司令塔・富樫勇樹からのパスを受けてレイアップも決めた。 第2Qにはワンハンドダンクに持ち込んだところでファウルを受けて、獲得したフリースローを1本成功。自らドリブルで駆け上がりレイアップシュートも沈めた。 またSR渋谷の日本代表、ジョシュ・ホーキンソンとはマッチアップも。激しい一対一で会場を沸かせた。 この日は前半のみ出場で、約16分プレーの7得点。3点シュートは成功0本だった。チームは65―72で逆転負けを喫した。 渡辺は昨季まで世界最高峰のNBAで日本人最長の6シーズンをプレー。グリズリーズでの昨季を終えると、自身のSNSで新シーズンからBリーグ参戦を表明した。約20チームが動いた史上最大規模の“争奪戦”で、最終的に決めたのはリーグ屈指の強豪・千葉J。8月下旬に行われた会見では「どのチームも魅力的なオファーをくださった」と感謝し、その中で「どこよりも千葉Jが熱量をくださったかなと感じている。このユニホームを着てプレーできることは光栄。優勝を目指して頑張っていきたい」と語っていた。 14日には、本拠地で行われたチームのイベントに登場し、ファンの前で初めて、背番号「1」を付けた千葉Jのユニホーム姿をお披露目。ひときわ大きな大歓声を浴びた。「みなさんと一緒に優勝を目指して頑張っていけたらと思っている」と決意表明した。 16日にはソウルSKナイツとプレシーズンゲーム(ららアリーナ東京ベイ)を行う。今季の開幕戦は10月5日で宇都宮とホームで戦う。
報知新聞社