インカレ制覇から2度目のBリーグ挑戦へ、ビーコルに加わった河村勇輝(後編)「自分に打ち勝って、良い年にしたい」
「ワクワクしていますけど『いつも通り』を意識」
──坊主の河村選手を取材する機会が多かったので髪が伸びているのがすごく気になります(笑)。髪型のこだわりは? 特にやりたい髪型があるわけじゃないんです。東海大の何人かがお世話になっている美容師の方がいて、僕も東海大に入ってそこに行くようになって全部お任せですね。特に何か注文するわけでもなく、行って任せています。別に僕は坊主に抵抗はなくて、坊主も似合っていると結構言われていたので、何かあって反省する感じを出さなきゃいけない時はすぐ坊主にします(笑)。 ──河村選手が大学を辞めてプロ一本に絞る、みたいな噂を耳にしますが、実際どうですか? それはデマです。何のためのデマか分からないですけど、ただの憶測じゃないですかね。今シーズンもBリーグを経験させてもらうんですけど、この1年間で東海大のバスケットから学べたことがすごくたくさんあったし、この先の1年間も東海大でバスケをすれば成長できるという確信をもっています。今回はビーコルでお世話になりますけど、活動期間が終わったら大学に戻って勉学と部活動に励みます。ただ、もともと将来は教員になりたいとずっと話してきましたが、実は少しブレています。教職はとりあえず取るつもりで、今年度も教員免許の単位は取っていますし、来年度も取る予定ではあるんですけど、それが目標ではなくなっている部分もあります。Bリーグで結果を残すことでセカンドキャリアにも繋がってくるという考え方です。 ──まずは目の前のこと、ビーコルでのプレーに集中するということですね。2年目のBリーグ挑戦はワクワクしますか? ワクワクしていますけど『いつも通り』を意識しています。ポイントガードの役割としては冷静さを保つことが第一なので。 ──島根戦を見ていると、三遠の時よりもウォーミングアップ中やベンチで笑顔が増えた印象です。 三遠の時は僕も初めてで緊張がすごかったんです(笑)。今回はプロで2年目ということで、良い意味で慣れてきた部分があると思います。楽しくプレーすることも大事なので、ポイントガードとしてチームを良い雰囲気にできるように、またベンチでも盛り上げていきたいと思っているので、特に意識しているところではないんですけど、それで笑っているんじゃないですかね。 ──ビーコルのブースターの皆さんにメッセージをお願いします。 ビーコルブースターの皆さん、今回ホームデビュー戦が横浜国際プールであります。先週は2連勝できなかったですけど、今回はチーム一丸となって絶対に連勝してビーコルブースターの皆さんの前で『Yポーズ』ができるように頑張ります。ご声援のほど、よろしくお願いします。
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