全文公開!Bリーガー独占インタビュー:川嶋勇人(三遠ネオフェニックス #5)
外国籍選手とヘッドコーチの合流が遅れた影響もあり、三遠ネオフェニックスはシーズン序盤で苦戦を強いられた。しかし、川嶋勇人は攻防両面で奮闘するシーンが多く、今季の平均9.5点、4アシスト、3スティールがいずれも自己最高の数字を残している。引退を考えたくらい苦しめられた故障箇所もよくなり、いいコンディションでプレーできていることは、巻き返しを図る三遠にとって大きなプラス材料。リーグ戦の再開を前に、オールラウンドなスキルを持つコンボガードとして相手にとって脅威になりつつある川嶋に直撃した。 三遠ネオフェニックス 5番/SG 川嶋勇人(取材日:2020年11月26日)
Q 昨季ケガに泣かされましたが、今季オフェンスでの貢献度が高いのは、コンディションがいいことが一番の理由でしょうか? 「去年はホンマに引退を考えるくらい、足首痛かった。足首はここ10年くらい痛かったんですけど、インソールを変えたことで足が治って、すごいコンディションがいいです」
Q 今は痛みがないのですか? 「もうまったくないです」
Q 手術とかじゃなく、インソールを変えただけでですか? 「はい、そうですね。病院に行ってレントゲンもMRIを撮ってもケガの名前が出なくて、『なんやねん、これ』みたいな感じだったんですけど、インソールを変えたら治りました。本来の足の形に戻りました」
Q 学生時代に戻った感じですか? 「学生の時もちょっと痛かったんですけど、高校生くらいに戻りましたね」
Q チームは苦しい状況ですが、バスケットボールを楽しめていますか? 「もう足のことを考えなくていいんで、すごく楽しいです」
Q 島根スサノオマジックに勝った試合、最後川嶋選手がドライブからファウルをもらい、フリースロー2本成功で逆転しました。今季は試合終盤でも自分がいいプレーを決めるという強い意志があるとともに、ブラニスラフ・ヴィチェンティッチコーチから信頼されていると感じるところもありますか? 「終盤は基本的に自分で何とかしたいなと思っています。ずっとそれは変わらないです。コーチからすごく信頼されているのがわかりますし、僕のためのセットも作ってくれたりもしてて、すごく信頼されているなと感じます」