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受かる子の共通点は? 費用は150万?「お受験」をめぐる近年の傾向〈dot.〉

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「親の受験」と言われるほど、親の関わり方が結果を左右する小学校受験。今の「お受験」事情がどうなっているのか、見当がつかない親は多いだろう。現在発売中の『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2021」』では、気になる「お受験」のあれこれを専門家3人に取材。最新情報を3回にわたって紹介する。第1回目となる今回は、近年のお受験の傾向や、受かる子の特徴、準備にかかる期間や費用等について解説する。 *  *  * ■「お受験」をめぐる近年の傾向は?  少子高齢化の一方で、私立小学校の受験者数は年々増加している。サラリーマンの共働きでチャレンジする家庭も今や少なくない。「お受験」する層が多様化した背景にあるのは、公教育では対応しきれない、学びに対するさまざまなニーズだ。  4月からの教育改革に伴い、新しい学習指導要領が小学校で実施された。公立小でも英語やプログラミングなどの新カリキュラムがスタート。受験情報サイト「お受験じょうほう」で小学校受験の最新情報を発信する野倉学さんは、「社会に出ても役立つ実践的な英語力を身につけてほしい、という保護者の思いに応え、教育改革前から低学年からの英語教育に力を入れてきた私立小は多い。大学入試改革で予定されている英語の4技能試験も視野に入れ、独自の英語教育を私立小に期待する家庭も多いのでは」と指摘する。  新指導要領で求められる「主体的・対話的で深い学び」についても、「自分でテーマをたてて卒業論文を書いたり、パワーポイントでプレゼンしたりする学校もあり、私立小の強みといえるでしょう」(野倉さん)。  都市部の私立大学の定員厳格化も、小学校の受験者数増加に影響を与えている。文部科学省は、入学定員に対して実際に入学する学生数が多い大学に助成金をカットするペナルティーを科している。合格者数が絞られ、大学入試の競争が激化したことで、慶應や早稲田、青山学院など大学までエスカレーター式で進学できる付属校の人気がさらに高まった。また、野倉さんは、過熱する中学受験を背景に、「洗足学園小や星美学園小、淑徳小のような、難関中学合格に実績のある学校を選ぶ家庭も増えている」と分析する。

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