アンミカ モデルになるも「芽が出なくて」苦しい時に転機となった父の言葉とは「貯金箱割りに帰ったら…」
モデルでタレントのアンミカ(52)が13日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜後2・28)にゲスト出演。モデルになりたての苦しかった時代に父から送られた言葉について語った。 【写真】アンミカ 奥田瑛二&安藤和津夫妻、白濱亜嵐と豪華「お食事会」ショットに「楽しそう!素敵」の声 番組ではアンミカの数々の名言を紹介。「チャンスは斜め後ろからやってくる」というものがあり、アンミカは「父からもらった言葉で」と語り始めた。 アンミカがモデルを目指すようになったのは高校生の時。親は大学に行ってほしいという希望を持っていたが、アンミカは「どうにかモデルに食らいつきたい気持ちがあって」と父に頼み込み、「妹、弟がいるんで、たまにオーディション行って取って来た仕事のお金で過ごしてるのを見ると、お金の価値観を間違えるからって1人暮らしして世間の厳しさを知って、一流モデルになるまで家の敷居をまたがないって約束で」と家を出ることになった。 それでも「なかなか芽が出なくて、くじけそうになった時に」初めて父から手紙をもらったという。そこには「夢に向かって努力するのは当たり前。神様はチャンスは等しくくれるけど、くれるからこそ自分でちゃんと見てないと」と書かれていたとした。 さらに「前からチャンス来たら人ってなまける。10メートルぐらい前から努力しようかって思っちゃうけど、努力した上に、チャンスはどこから来るか、今でいうアンテナをちゃんと張っている人が等しいチャンスをゲットできるんだっていう意味のことが書いてあったんですよ」と続けた。 その日アンミカは京都のディスコクラブのファッションショーに出演する予定があった。海外のカメラマンは来るものの、「デザイナーさん調べたら素人さんだし、モデルさんたちも友達でやっているショーだと。やーめた」と行かないでおくつもりだったが、先輩にお金を借りていて、この日お金を返す予定だったため「家に貯金箱を割りに帰った」際に父からの手紙を発見したという。 そこでアンミカは「チャンスが後ろから来るんやったら、きょうのショー見に行かなあかんかも」と思いショーに出ることに。すると「行ったらそのショーで出会ったデザイナーさんと親しくなって、その方々がどんどんいろいろと仕事をくださるようになり」と事態は好転し始めたという。 「そこにいたドイツ人のカメラマンさんに声かけられて、ここのデザイナーとファッション撮影しようっていうことで撮影をするチャンスを頂いて、それが世界の広告の賞を獲って、このデザイナーさんがパリコレに出るってことになって、連れて行ってもらえたんです」と振り返った。 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史が「貯金箱割りに行っただけやのに」と驚きを口にすると、アンミカは「そうです」と声を弾ませた。