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「心のゆとりは経済力に比例する」結局ウソなのホントなの?

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LIMO

2020年5月末、新型コロナ感染症(COVID-19)の感染拡大防止を目的として全国に出されていた緊急事態宣言が、ようやく解除されました。 長らく続いた自粛生活は、多くの企業に収益減をもたらしています。経済産業省が毎月公表している「特定サービス産業動態統計調査」の2020年4月分速報によれば、すべての売上高(※)が、前年同月比で減少となっています。こんな先行き不透明な今だからこそ考えてみませんか?  この記事の写真を見る ”お金”と“心”、その『豊かさ』の尺度はどこにあるのでしょうか。 ※趣味・娯楽関連…「ゴルフ場」「ゴルフ練習場」「ボウリング場」「遊園地・テーマパーク」「パチンコホール」 教養・生活関連…「葬儀業」「結婚式場業」「外国語会話教室」「フィットネスクラブ」「学習塾」

「リッチでも寂しい」VS「お金なくてもハッピー」

最初に、対照的な2人の独身男性の話を紹介しましょう。  「お金はあるけど、不安も多い」(Aさん 36歳) 都心のタワーマンションに住み、日本人の平均年収をひと月で稼ぐほどのAさん。高級車を乗り回し、食事もセレブ御用達の名店が当たり前。仲間うちのパーティーや飲み会ともなると、すべてAさんが費用を負担するという羽振りの良さです。 そんな彼の悩みは「周囲の人をなかなか信用することができない」ということ。自分の周りには、常に人が集まってくるけれど、お金目的で色目を使ってくる女性や、怪しい儲け話を持ちかける人、借金を申し込むために近づいてくる人が後を絶たないのだそうです。 もう少し地味な生活にしてみようかと思わないこともないけれど、「自分がお金を使うのをやめたら、みんな離れていってしまうのではないか」という漠然とした不安もあり、その生活スタイルを変えることを躊躇してしまうのだとか。有り余るお金を持っているわりに、リアルな『幸せ』を感じることは少ないといいます。  「お金はないけど、ストレスゼロ」(Bさん 42歳) Bさんは、いわゆるフリーター。数年前まで会社勤めをしていましたが、スパッと辞めて以来、週何日かのアルバイトと会社員時代の貯金だけで暮らしています。年収でいえば100万円ほど。資産と呼べるものは、親が残してくれた一戸建てだけ、というシンプルな生活。でもBさんは「自由で気楽」と言い、毎日を楽しんでいます。友人との集まりも気が乗らないときはパス。気の置けない仲間とだけ付き合うようにしているので、人間関係にまつわるストレスもないといいます。 「幸せかそうでないかと言われれば、自分は『幸せ』だと思いますね。決してリッチではないですけれど、生活の心配をするほどでもなく、終の住処もあるので住居費のために働く必要もない。好きなように生きて、人間関係の不安もストレスもゼロ。満足ですよ」とBさんは笑います。 お金があっても日々不安を感じる人と、お金がなくても心穏やかに過ごせる人。両極端ともいえる2人のエピソードから、「幸せ」と「お金」の量はかならずしも比例しないのではないか? と感じる部分もあるような・・・。 みんなはどう感じているのでしょう。次では「豊かさの実感」に関するみんなのホンネに迫ります。

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