【GLORY】リコ・ヴァーホーベンがダウンするも盛り返して12度目の防衛に成功、カバベもライバル対決に勝ち防衛、敗れたアベナは引退を表明
GLORY COLLISION 7 2024年12月8日(日)オランダ・ゲレドーム・サッカースタジアム 【写真】ライバル対決を制して防衛に成功したカバベはヴァーホーベンとの王者対決をアピール 『GLORY COLLISION 7』が、2024年12月7日(土・現地時間)オランダ・アーネムのゲレドーム・サッカースタジアムにて開催された。22,000人以上のファンが集まり、GLORY史上2番目に大きな夜となった。 メインイベントでは、リコ・ヴァーホーベン(オランダ)がレヴィ・リグターズ(オランダ)を相手にエキサイティングなファイトを繰り広げ、GLORY史上最多となる12度目の防衛を果たした。2024年3月に行われたヘビー級グランプリの決勝戦と同じように、ヴァーホーベンはダウンを奪われるピンチを迎えたが、その後、盛り返して判定勝利を収めた。 タリク・カバベ(モロッコ)がドネギ・アベナ(スリナム)を相手に一進一退の攻防の末、GLORYライトヘビー級王座を防衛。カバベはその後、リコ・ヴァーホーベンとの「チャンプvs.チャンプ」戦を要求。試合後のインタビューでアベナはグローブを外し、リング上で引退を表明した。 ファンに人気のバフラム・ラジャブザデ(アゼルバイジャン)は、ダニエル・ステファノフスキー(スイス)を1Rで仕留め、新年のタイトル戦を要求した。 ベテランのセルゲイ・マスロボイエフ(リトアニア)は、若手の有望株ステファン・ラテスク(ルーマニア)に圧倒的な判定勝ちを収め、タイトル戦線に復帰。このリトアニア人はCOLLISIONシリーズでは3連勝を飾り、無敗をキープしている。 ライトヘビー級の有望株セム・カセレス(トルコ)とモリー・クロマ(ギニア)はともに重要な勝利を収め、GLORYでは無敗をキープ。それぞれパスカル・トゥーレ(フランス)、ミロス・ツヴェチカニン(セルビア)に勝利し、GLORYデビュー以来3勝0敗とした。 さらに、フランスのヘビー級トップ、ソフィアン・ラドウーニがイオヌット・イアンク(ルーマニア)に判定勝ち。 プレリミでは、ユネス・スマイリ(モロッコ)がテイフン・オズカン(オランダ)に勝利してライバル同士の決着をつけ、元タイトルコンテンダーのセルカン・オズカグライヤン(トルコ)がラミー・デギール(フランス)に勝利して連勝を飾り、元GLORYウェルター級王者のエンディ・セメリア(キュラソー)はジェイ・オーバーメール(オランダ)を下して再び勝ち星を挙げ、ウクライナ・ヘビー級のオーレ・プリマチョフ(ウクライナ)がアブデラマン・バーカウチ(モロッコ)を破り、アユーブ・ブーラス(モロッコ/オランダ)がアナス・アフミドゥシュ=ファタ(モロッコ)に勝利してGLORY初勝利を挙げた。
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