泥沼裁判の人気演歌歌手「和解決着」で新曲準備中
2017年に日本レコード大賞の新人賞に輝いた人気演歌歌手・中澤卓也が、元交際女性Aさんに婚約不履行で800万円の支払いを求められている裁判について、6月10日付で和解が成立していたことが1日、明らかになった。 【画像】中澤と西田の性的関係を思わせるLINEのスクリーンショット 和解調書によると、被告の中澤が原告のAさんに対し、200万円の支払いを命じられている。都内に拠点を置くある弁護士はこう明かす。 「婚約破棄における慰謝料の相場は50万円から300万円と言われています。パートナーとの関係性、浮気や不倫行為の期間の長さによって金額は変わってくるのですが、200万円の支払いを命じたということは、裁判所が原告側の主張をおおむね認めた、と考えてよろしいのではないでしょうか」 昨年9月からはじまった今回の裁判。原告の女性Aさんは、中澤の間に婚約関係があったものの、結果的に婚約を破棄されたこと、Aさん以外の複数の女性とも男女関係を持つなどの交際を知り、弄ばれたことによる精神的苦痛を訴えた。対する中澤は一貫して「婚約関係はなかった」と主張してきた。 しかし今回の和解の内容を見れば、裁判所がAさんの主張をおおむね認めた模様だ。6月10日、代理人弁護士とともに東京地裁に出頭した中澤はどんな気持ちで和解内容を受け入れたのだろうか。 出会った頃はこんな結末は考えていなかっただろう。2018年ごろに出会った中澤とAさんは遠距離恋愛で交際し、2019年3月にAさんは妊娠した。しかしデビューまもなかった中澤は子供を養う経済力に不安を感じ、Aさんに対して中絶を求め、Aさんもその求めに応じた(結局、中絶の手術予定日に流産が判明したため、流産の手術に切り替わった)。 その後、2人は結婚を前提にした交際を始め、中澤の所属事務所社長が2人の同居、入籍の為に縁起のいい日を占い師に相談。昨年4月7日が入籍日の最有力候補にあがった。Aさんが「中澤と婚約している」と考えても不思議のない流れだ。 しかし、この期間に中澤は先輩の演歌歌手、西田あいとも男女関係に発展していた。2021年6月、中澤と西田の二人が男女関係にあったことをAさんが中澤の携帯電話を見て発見。感情的になったのか、Aさんは中澤と西田と思われる女性との性的関係を思わせる、LINEの生々しいやり取りのスクリーンショットをネット上に投稿したのだ。 さらにAさんは、中澤が西田以外の女性Bさんと男女関係をもち、当時未成年だったCさんに性的画像を要求していた事実も知った(Bさん、Cさんの証言については4月12日付でFRIDAYデジタルで報じている)。こんなやりとりが重なり、2人の関係がこじれたことによって、裁判に発展した。