Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

「Facebook広告のボイコットは、正しい決断だった」: パタゴニア が模索する広告購入のあり方

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
DIGIDAY[日本版]

──パタゴニアがFacebookへの支出停止をすることを今決めたのはなぜなのか?

長い時間をかけて高まってきたスタンスだったが今、ヘイトスピーチの流布に対して許容できるレベルを越えた形だ。また根本的に欠陥を抱えるビジネスモデルに対処しようとしない態度も、もはや許容できない。ここ数カ月、特に先月はFacebookの変化を促す要因がたくさん存在したにもかかわらず、大きな変化には結びついていない。このビジネスに資金を投資し続け、(Facebookのビジネスを)サポートし続けることに罪悪感なしではいられない。

──パタゴニアは7月末までにFacebookにどのような変化を求めているのか?

ヘイト、レイシズム、反ユダヤ人主義、気候変動否定、そして公民権や人権の弱体化からFacebookが利益を得るようなビジネスモデルに対するポリシーを変更することを求めている。政治、そして選挙に関する問題における(情報の)正確性にもしっかりとコミットして欲しい。また定期的に独立した第三者機関による監査も受け入れることで、現在そして今後これらの問題に透明性が確保されるように確約して欲しい。

──これらの要求が満たされなければFacebookから永久に撤退するのか?

Facebookがヘイトから利益を得ることを止めることに我々は責任を持って関わっており、その方針は変わらない。どれだけ長い時間がかかろうともそのことを曲げない準備ができている。

──Facebookで使われる予定だった予算はどうなるのか?

パブリッシャーやデジタルプラットフォームとの協働関係については常に慎重に検討してきた。環境問題を中心にしたコミュニティにリーチし、動かすことが(プラットフォームを)使う上での最大の要素だ。そのことは我々のミッションを支えるものであり、Facebookから撤退するという決定を難しいものにした。これまでもどこからメディアを購入するか慎重に考えてきたが、今回はさらにパタゴニアとしてもっとも重要な問題について人々やコミュニティと結びつくためにどのように投資をするべきか、考えを深めるアプローチをとった。どのような会社でありたいか深く考えるチャンスとなっている。メディアの新しい使い方にイノベーションを起こし、テストする機会を与えられている。

【関連記事】