雪で動けなくなった車に別の車が追突する事故 動けない車に対応中の警察官が骨折する重傷【徳島】
JRT四国放送
12月28日正午ごろ、徳島県三好市西祖谷山村の県道で雪で動けなくなった普通乗用車に別の普通乗用車が追突する事故がありました。 この事故の影響で、雪で動けなくなった車の対応をしていた警察官が、足の骨を折る重傷を負いました。 警察によりますと、28日午後0時10分ごろ、雪の影響で普通乗用車が動けなくなり、三好署の警察官が対応をしていました。 そこに走ってきた別の普通乗用車が、動けなくなっていた普通乗用車に追突したということです。 その弾みで、動けなくなっていた普通乗用車が対応中だった警察官の柳澤宏明さんに衝突、柳澤さんは三好市内の病院に搬送され、左足のすねの骨を折る重傷です。 それぞれの普通乗用車に乗っていた、男女あわせて7人にけがはありませんでした。 ともに外国人観光客で、観光目的で来県していたということです。 事故当時、現場では雪が積もっていましたが、2台とも冬用タイヤを装着していなかったということです。 追突した車の運転手は、警察の調べに対し、「車は見えていたが、ブレーキを強く踏みすぎて、ブレーキが効かず衝突した」と話しているとのことで、警察は事故の原因を調べるとともに、雪で動けなくなっていた車への警察官の対応が適切だったかどうかも含めて、調べています。