【ボクシング】WBC王者・寺地拳四朗が謝罪文「自宅と間違え敷地に…示談は成立」
WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(28=BMB)が7月に友人との会食後、酩酊状態となり他人の車を破損したことを26日発売の週刊文春が報じた。寺地は同日、事実関係を認め謝罪文を発表した。 【フォト】拳四朗はこのボディブローで相手をKO、V7を達成した=昨年12月 (以下、謝罪文) 私、寺地拳四朗は、今夏に飲酒を伴う会食後の酩酊状態となり、自宅と間違えて、他人の敷地に立ち入った上、そこに駐車されていた車を破損してしまいました。今月になって警察から呼び出しがあり、その時点で初めて自分が何をしたのか分かった次第です。 被害者の方には丁重にお詫びして寛大なご配慮を頂き、示談が成立おります。社会人として、自覚に欠けた行動であり、次戦の準備をして頂いていた関係各位には、多大なるご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。今回の不祥事を猛省し、自分自身を見つめ直して参ります。この度は誠に申し訳ございませんでした。 寺地拳四朗 寺地は昨年12月に4回TKO勝ちを収め7度目の防衛戦に成功し、日本記録の13度の防衛に自信を見せていた。この謝罪文で触れられていた次戦、12月にも予定されていた同級1位・久田哲也(ハラダ)を迎えての8度目の防衛戦は白紙状態となり、今後への影響は少なくない。 (文:植田洋介) ※寺地拳四朗(28) 1992年1月6日 京都府城陽市出身 戦績:17勝(10KO)無敗 WBC世界ライトフライ級王座7度の防衛に成功。