「ザ・RSMクラシック」のプロアマで目撃されたクールなギア
秋季フェデックスカップ最終戦の「ザ・RSMクラシック」で開催されたプロアマ戦で、NFLで7度のスーパーボウル制覇を誇るトム・ブレイディ、そしてアイオワ大学時代に史上最高の女子大学バスケットボール選手の一人としてプレーし、現在はWNBAのインディアナ・フィーバーでプレーするケイトリン・クラークの2人が参加した。 【画像】1Wシャフト「ベンタス ブラック」試打
ブレイディの同組には、早秋に受けたヒザの手術からの復帰初戦となったルドビグ・オーベリ(スウェーデン)がつき、多くのファンが押し寄せた。GolfWRX.comはこの2人のレジェンドがゴルフバックに何を入れているかを確認した。 ブレイディが使用するクラブは、主にタイトリストで構成されており、子ども達の名前が刻印されている「ボーケイ SM9 ウェッジ」、「T100」のミドル及びショートアイアン(5番~PW)、「T200」のロングアイアン(2~4番)、ロフト9度で「ベンタスブラック」7Xシャフトの装着された「TSR3ドライバー」、そしてフラットキャットグリップの装着されたテーラーメイド「ゴーストマンタパター」といったクラブが収まっていた。興味深いことに、パターのグリップは、2つの個別のグリップが1つに接着された物となっていた。
プレー中、ドライバーと3番ウッドは数ホールしか出番はなく、代わりにドライビングアイアンを多用した。NFLでのキャリアを通じて、ブレイディはレシーバーへ向け、正確なショートパスを投げることで卓越した成績を収め、ロングパスは限られた場面でしか使わなかっただけに、ロングボールに頼らない組織的なゲームプランには慣れ親しんでいる。 2番アイアンには、グラファイトデザインの「ツアーAD-DIハイブリッド」95Xシャフト、カスタムのオレンジとブラックの先端キャップ、そして大きな手に合わせたジャンボサイズのグリップが装着されていた。 PGAツアー12勝のザック・ジョンソンとPGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハンと同組でプレーしたクラークも大群のギャラリーに囲まれた。 ジョンソンとクラークは互いにアイオワ州アイオワシティで育った。ジョンソンは、ドレイク大学の出身であり、クラークはアイオワ大学にてNCAAディビジョン1のバスケットボール得点王となっている。クラークはWNBAのインディアナ・フィーバーでも、当代一ともいえるバスケットボールの才能をいかんなく発揮し、新人王を獲得したシーズンに1試合平均19.2ポイント、5.7リバウンド、8.4アシスト、そして1.3スティールを記録している。 熱心なゴルファーでもあるクラークは、主にキャロウェイのクラブを使用しており、バッグには「パラダイム X ドライバー」、「パラダイム X フェアウェイウッド」(3番)、「パラダイム X ハイブリッド」(3、4番)、「パラダイム X アイアン」(5番~PW、AW)、メッキなしの「ジョーズ ウェッジ」(54度)、そしてオデッセイ「Aiワン ダブルワイド パター」が収まっていた。
最も目を引いたギアはブラック&ゴールドのピン「S159 ウェッジ」(50度、60度)である。このミッドナイトブラックのウェッジは、アイオワ・ホークアイ時代の背番号22が刻印された部分がゴールドに塗られており、ホークアイのチームカラーであるブラックとイエローでチームの誇りを示している。 今季7勝のネリー・コルダとともにプレーした先週の「アニカ driven by ゲインブリッジ at ペリカン」では、ピンクとゴールドのシューズを履いていたが、今週はブラック、ホワイト、ゴールドの配色されたナイキエアーズームを履いていた。 (協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)