アガリスクエンターテイメント20周年記念興行第1弾『二十歳の集い』2025年1月2日より上演
アガリスクエンターテイメントの二十周年記念興行第1弾となる第32回公演 『二十歳の集い』が、2025年1月2日から6日にかけて東京・上野ストアハウスで上演される。 【写真】『Go as Operation!!』メインビジュアル 2025年に劇団結成20周年を迎えるにあたり、アガリスクが急遽開催する第32回公演にして新春特別興行は中編二本立て。千葉の公民館の会議室で上演された幻の旗揚げ公演を現存する唯一の旗揚げメンバーである淺越岳人の作・演出でリメイクした『Go as Operation!!』、2024年1月に公開収録企画として予定して延期した『宇宙からの婚約者』を装いを新たに上演する。また最終日の2025年1月6日には、劇団代表作となった会議コメディ『ナイゲン』の幻の初演版を初見で読み合わせるイベントの実施も予定されている。 『Go as Operation!!』と『宇宙からの婚約者』のそれぞれで脚本・演出を担当した淺越岳人と冨坂友からはコメントも到着した。 コメント 淺越岳人(『Go as Operation!!』脚本・演出) 正直かつ簡単に今回の経緯を説明すると、冨坂が他の仕事で手一杯なので「引き受けた」という形になります。後ろ向きに聞こえるのは承知の上ですが、そもそも劇団旗揚げに参加したのも、初舞台をこの『Go as Operation!!』で踏んだのも、人手不足で仕方なく「引き受けた」からに過ぎないのは事実。執筆に七転八倒する日々は、「引き受けた」に過ぎなかったそれが、いつの間にか自分の一部になった20年間を凝縮した時間、などと言えるかもしれません。 パーソナルなことばかり書きましたが、作品としてはまさにアガリスクが志向していた、普遍的にウケる、スタンダードなシチュエーションコメディを目指していますので、ぜひ。劇場で、お待してます。 冨坂友(『宇宙からの婚約者!』脚本・演出) 『宇宙からの婚約者』をもう一度やります。 2019年に「川口菊池の二人芝居」で上演し、2021年の「Sit at the table」でも再演し、2024年1月に榎並古谷で映像作品にすべく公開収録を計画していたのですが、諸般の事情で延期。このたび中編二本立てとしてあらためて取り組むことになりました。 本人と相談した結果、古谷蓮は『Go as Operation!!』の方に出ることになり、信頼できる相方として岡田怜志を迎えてリブートです。 稽古する中で、本作はカップルの会話劇で、愛する二人の話ですが、「身近な人と思想的・立場的に絶対に相容れないことが分かってしまった。さぁどうする?」というかなり政治的な話だと思うようになりました。現実に世界中あちこちで起きている話で、多文化社会でより顕著になる件。ウルトラ痴話喧嘩に乗せてお送りします。
リアルサウンド編集部