寝る前に食べるのを控えるべき「5つの食品」【太りたくない人に必見】
夕食のあとにドラマを見ながらポップコーンを食べたり、小腹がすいてスナックを食べることは誰にでもあるはず。でも、体重を落としたい人は、寝る前に控えた方がいい食品がある。 【写真】朝に避けたい7つの食材 実際、ある特定の食品を寝る前に食べると寝つきが悪くなったり、翌日に過食しやすくなるだけでなく、脂肪燃焼を助けるホルモンを抑制するはめにもなるという。 ヨーロッパ糖尿病学会の学会誌『Diabetologia』に掲載された2015年の研究によると、質の悪い睡眠は、インスリンに対する感受性や筋肉の発達を促す成長ホルモンの分泌を低下させる一方で、ストレスホルモンのコルチゾール値を増加させることがわかっている。 目標体重を達成したければ、寝る前は以下の5つの食品だけは避けて。
ダークチョコレート
甘いものが食べたい欲求をヘルシーに満たしてくれそうなダークチョコレートだけど、寝る前だけは避けておきたいところ。なぜなら、カフェイン、テオブロミン(これも刺激物)に加え、砂糖が含まれているから。 最初の2つの成分は、眠りにつくのを邪魔し、砂糖はダイエットの努力を台無しにする。「血糖値が上昇しているときに睡眠をとると、体にとっては脂肪を蓄えるための絶好の環境なんです」と話すのは、管理栄養士のベッツィー・オピュット。体は休息中も機能を維持するために糖分を利用するけれど、睡眠中は体を動かさないため、たくさん食べ過ぎてしまえば摂取した糖分の多くが体内に蓄積されることになる。
ココナッツオイルとゴートチーズ
飽和脂肪が豊富に含まれた食品は、満腹感が得られやすいだけでなく、減量を手助けする働きもあるけれど、寝る前に食べた場合は睡眠を妨げてしまう。 なぜなら飽和脂肪は、食道の下端と胃のつなぎ目である弁、あるいは下部食道括約筋を弛緩させてしまうから。米国栄養士会の広報担当者を務める管理栄養士のジム・ホワイトいわく、脂肪は消化に時間がかかるため、食べたものが食道に戻ろうし、これが夜中に目を覚ます原因になるという。